小金井市議会 みどり・市民ネット




 初当選からの2期8年間は、一人一人の議員が責任を持って市民や行政と向き合うべきだと考えて「ひとり会派」を選択しました。
 前期4年間は、民主的な運営が危惧される議会構成であったことと、議会内では少数となった立場での協力・協働を進めようという二つの理由から、新しい会派「みどりの風」を結成し、従来の枠に囚われない新しい発想での会派を創ってきました。
 今回は、生活者ネットの小山みかさんからローテーションした田頭さん、市民自治こがねい推薦の新人の片山さんを迎え、この4年間の取り組みを発展させた会派「みどり・市民ネット」をつくりました。

メンバー

  青木ひかるさん(市民の党)…幹事長
  野見山修吉さん(市民の党)
  田頭佑子さん(生活者ネットワーク)
  渡辺大三さん(無所属)
  片山かおるさん(市民自治こがねい)
  漢人明子(市民自治こがねい)
…副幹事長


 
会派結成の申し合わせ


 今回(2009年3月)の市議会議員選挙の結果は、与党系候補の後退や新人候補の全員当選など、市政の変化を求める市民の思いが市議会の構成を大きく変えることとなりました。
 私たちは、議会運営でこれまで築かれてきた民主的運営をさらに発展させ、行政への監視と市民の立場に立った政策提言という市議会本来の機能を強化するために、そして、そのような議会のあり方を創っていくことに責任を持つために、会派「みどり・市民ネット」を結成します。
 もとより、構成員それぞれは所属政党もあれば、無所属もあり、当然、それぞれが独自に培ってきた考えや意見の相違はあります。私たちはお互いに自立性や自主性を尊重し、それぞれの個性の輝きを保ちながら、調和をはかり、市民のために力を合わせていきます。私たちは従来の発想の枠にとらわれない新しい発想による会派のあり方を追求します。



◇ 基本姿勢 ◇

 私たちは市民参加と情報公開による市民本位の市政の実現のために市民にわかりやすく開かれた議会をめざし、地方分権時代にふさわしい意思決定機関、チェック機関としての議会の活性化を進めます。
 私たちは協力、協働して目的達成のために行動します。
 私たちは自らの行動・発言の責任を自らで負う自立した議員として活動し、それぞれの政治的立場や見解の違いを尊重します。



◇ 基本政策 ◇

  1.駅前市役所庁舎を含む武蔵小金井駅南口再開発事業の現計画に反対します。
  2.まちづくり計画は徹底した市民参加ですすめます。
  3.行財政改革における情報公開と市民参加をすすめます。
  4.ごみ問題は「非焼却処理」をめざします。
  5.環境、人権、平和にかかわる政策を前進させます。



◇ 議案や案件への対応について ◇

1.事案に対する認識が共有できるように議論を重ねます。なお最終的に賛否の態度が分かれる場合は、それを尊重します。
2.討論などの意見表明は議員固有の権利として認めあい、その上で調整に努めます。

2009.4.8