■わたしのあゆみ
 ■わたしについて
 ■わたしが市議会議員になったわけ

 
 わたしのあゆみ 


 1960 静岡県の山奥、天竜川のほとりで生まれる
          国鉄職員の父の転勤で県内をアチコチ引越
 1965 東京都府中市に引越  幼稚園〜中学校生活を送る
 1975 武蔵村山市に引越  都立武蔵村山東高校入学
 1980 東京学芸大学入学
          障害児の普通学級への就学や重度障害者の地域での自立生活、
          優生保護法改悪に反対する女性の活動
          在日韓国・朝鮮人の反差別・文化運動、
          そして小金井地域での市民運動、などなどに出逢う
 1983〜95 小金井市本町の「どろんこ保育所」で保育者として働く
          市内の女性、教育、平和、環境関係のさまざまな活動に参加
          教育を考える小金井ネットワーク
          差別と自立を考える女たちの会
          小金井市放射能測定器運営連絡協議会
          湾岸戦争に反対する小金井有志の会
          緑小PTA'95副会長
          小金井女性フォーラム実行委員('95委員長、'92,93,94副委員長)
          小金井市女性海外派遣 '95フィンランド、バルト3国    などなど

 1997.3 小金井市議会議員選挙初挑戦 1,012票(25人中19位)で当選
          建設委員/厚生文教委員
          中央線・駅周辺整備調査特別委員/行財政の改革を推進する特別委員
          二枚橋衛生組合議会議員

 2001.3 小金井市議会議員選挙2期目当選 1,051票(24人中24位)
          厚生文教委員/駅周辺整備調査特別委員/議会運営委員
          湖南衛生組合議会議員

 2005.3 小金井市議会議員選挙3期目当選 1,531 票(24人中11位)
          厚生文教委員/駅周辺整備調査特別委員/議会運営委員

 2009.3 小金井市議会議員選挙4期目当選 1,404 票(24人中18位)
        (市民自治こがねい推薦の片山かおるさんも 1,755票7位当選)
          建設環境委員会/駅周辺整備調査特別委員/議会運営委員
          庁舎建設等調査特別委員


 わたしについて 


* すまい  緑町5丁目のマンション6階
* 好きなこと  ふらっとひとり旅
* 好きな果物  スイカ 梨 柿
* 大切な風景  苔むした原生林
           木の香りのする道
           白保の珊瑚礁
           ヒメジオンの咲くはらっぱ


 わたしが市議会議員になったわけ 


「環境と、人権と、平和が重んじられ、だれもが生きいきと暮らせる世の中に 」

(2001年1月 市民自治こがねいニュース特別増刊1号より)

 私と小金井との出会いは、学生として地域と大学について考えつながりを求めたことでした。本町の「共同保育所どろんこ」(現在の「どろんこ保育所」)で働くことになり、小金井にこだわりながら、たくさんの出会いを通して学び、つながり、行動してきました。
 働くこと、子供を産み育てること、シングルマザーを選択したことなどを通して、女性としての生き方の楽しさと不平等を実感してきました。小さな子どもたちと過ごす中で、“人への信頼”と“自然の恵みへの感謝”の思いをもらい、そんな素朴なものの中で“育て、育つ”時間や場を守り創っていくことの大切さを教えられました。地域の中で自分の意志を貫いて生きている重度の「障害者」の生活を支える介護ボランティアをしながら、きれいごとではない“生きる”ことの尊さと、それを支えられない「福祉」の貧しさを目の当たりにしてきました。
 環境と、人権と、平和が重んじられ、だれもが生きいきと暮らせる−そんなことも実現できない日本の豊かさって何なのでしょう?どこかでまちがってしまった社会のあり方・政治の流れを変えたい!そのためには日々の暮らしと世の中のあり方をちゃんと結びつけられる“意識”と“システム”を創っていくこと、地域から自治の力をつけていくことが必要です。そう考えて議員になり市民自治こがねいとともに活動してきました。そして小金井市議としての4年の中でさまざまなテーマに触れ、目先の利益や便利さに惑わされず、ある時は地球の裏側の森や海や人々への思いを優先する選択の大切さを感じています。
 この小金井から、世界や未来につながる、だれもが生きいきと暮らせるまちづくりをはじめませんか。           

「スーツは着たけど"ふだんぎの選挙"でした」
〜1997年 初当選直後の文章より〜

 3月23日投票の小金井市議選。市民選挙をやろう、市民の代表を議会に、という動きはだいぶ前からあったものの具体的に候補者が決まらず、エーッ見送り?という中での年明け。なにを思ったのか私が手を挙げてしまったのが1月末、ちょうど2カ月前のことでした。
 「政党も組織もなくて今頃何を考えてるの?」とか「議論を巻き起こすための立候補?」とか言われながらも、どこかで「だいじょうぶ…」という思いを持ってのスタートでした。それは単に楽観的なのではなくて、「このまちでちゃんと"市民"をやってきている」という、私自身への、そしていっしょにこの選挙をやろうとしている人たちへの信頼があったから。
 ただ、「あきらめてしまっている人の多い選挙」の中で、それぞれにバラバラな思いや動きを、まとめていくことができるかどうかが問題だったのかなと思います。
 でも忙しかった!資料・ポスター・はがき作り。ゆっくり検討する時間なんかないはずなのに、いろんな意見がどんどん出てきて…。  それでも、なんとかなったのは、誰かがどこかで頑張ったから、がんばり具合はそれぞれで、そのそれぞれに楽しめたように思います。連日の深夜におよぶ作業から、最終日の駅前集会の盛り上がりまで。
 候補者になったことで、まわりの人も私自身も、つい、なんでもわかる特別な人を期待しがち。そのたびに私の求めていた議員は?と自問してきました。
 今の私にわかるのはこれだけ、思いはこう、そしてありのまま正直に目の前の人と向き合うのがいちばん。そのおかげで、声をからすこともない選挙ができたのかもしれません。
 新しい議会は、平均年齢が45歳。25人中、新人5人、女性7人。与野党逆転。いろんな意味でドキドキしています。思いは高めつつ、でも今度は"ふだんぎの議員"をやっていくんだよ、と深呼吸の毎日です。    (アクト−市民の政治−1997.4.7号「自治体議員だより」より)