2004..  

 
 
 2004.6.23 日本にも環境政党「みどりの会議」が必要です!  

 明日から参議院選挙が始まります。
 私は日本で初めての環境政党「みどりの会議」の議席を得るためにがんばっています。わずか2か月足らずですが、うれしい出会いがいっぱいありました。選挙ですから目標は当選ですが、この出会いは選挙の後も大事にしたいなぁと思っています。

 また、特に三多摩地域でのネットワークと動きを創ろうと「みどりの会議・三多摩クラブ」という勝手連を立ち上げ、独自のニュースも発行しました(ご覧いただけましたか?)。
 この三多摩クラブ主催で、6/13に武蔵野公会堂でオーストラリア緑の党共同代表のマーガレット・ブレーカーさんをお迎えして「みどりの政治を育てよう!三多摩集会」を開催しました。マーガレットさんは緑の党のネットワークのために世界中を駆け回っているステキな方でした。
 お話の中で特に印象深かったことばを3つご紹介します。

☆ 緑の党は弱きもの、声の小さなものの声に耳を傾けます。
  それは、未来の人々であり、地球そのものです。

☆ 100年後の人たちが私たちに感謝するかどうかです。

☆ 私たちが変えられると思わなければ、だれが応援してくれますか。
 
 

 「みどりの会議」には、9.11以降の新しい反戦ムーブメントを創ってきた若い人たちがたくさん参加しています。小林一朗さんはその発信者であり、中心を担ってきたメンバーの1人です。特に彼らの挑戦をぜひ応援したいと思っています。

   小林イチロウと明るい未来計画
 
 2004.6.23 市長選はどうなっているの?  

 急な選挙で、ホントに候補者が決まりません。明日が参院選公示ということもあり、今日までには!とみなさん思ってはいたようですが…。
 この間予算修正案を可決させてきた市議会7会派13人の議員で、「一緒に推せる候補を」とそれぞれに働きかけをしたり、情報交換をしたりしてきましたが、今のところ「一緒」の報告はできません。民主党さんの候補がほぼ固まったようですが、一方で共産党さんが別に候補を出すのかどうか流動的みたいです。
 市民自治こがねいでは13人の議員の内のお一人にラブコールを送りましたが、今のところ実っていません。
 市長候補の最低条件って「小金井を愛している」ことだと思います。
 いずれにしろ、数日中にははっきりします。
 明日から参院選にはいるため、ここでの報告はできなくなります。ご希望の方にはダイレクトメールでのニュースをお届けしますので、ご連絡ください。

市民自治こがねいメールニュース申込み先 ZWS00446@nifty.ne.jp(漢人)
   
 
 2004.6.17 小金井市長選挙も7月11日  

 稲葉孝彦小金井市長は、6/1の定例議会開会直前に「6月5日での退職の申し出」を市議会議長に行い、議会は賛成多数で認めました。 
 6月議会は日程を大幅に変更し、6/3で閉会。 
 
 稲葉前市長は50日以内に行われる市長選挙に再度立候補し、「議会の過半数が反対する武蔵小金井駅南口再開発事業の是非を市民に問う」のだそうです。すでに武蔵野市長と並んで「今こそ、小金井100年の街づくり」と書いたポスターをベタベタと貼りだしています。 
 現職市長が自分の都合のいいときに辞めて、対立候補には準備をさせずに行う市長選挙で市政の重要課題の判断を市民に問うなんて、公職の私物化、許されない行為です。 
 
 この間予算修正案を可決させてきた市議会7会派13人の議員で、この経過と再開発の問題点などをまとめたチラシを作成。市内全戸に配布し、駅頭での宣伝も行っています。 
 また、この13人主催の「トーク&トーク どうして市長辞職?どうなる再開発?」を6/20(日)午後1:30から商工会館ホールにて行います。ぜひ、ご参加ください。  
 
 2004.5.31C 5/26深夜の出来事  ★メールニュースより

一部で話題になっているようなので、セルフレポートを書いておきます。

 5/26、2004年度予算修正案の再議の審議終了後の長〜い休憩(裏工作タイ ム?)の末、12:00を目前にしてやっと開かれた会期延長のための議会運営委員 会(議運)。
 私はその長〜い休憩に抗議し、12:00過ぎたらすぐに議事を進行するよう求め る発言をしました。

 その委員会が終了したとたん、同じ議運委員の高木真人さん(改革21、自民党) が「勝手なこと言うんじゃないよ!」「野党だって迷惑かけてるだろ!」とかなんと か、私に向かって怒鳴りつけました。

 その5時間、いろんな動きはありました。
 でも、「市民自治こがねい」の私はひたすら待っていたわけで、「野党」というく くりで非難されるようなことには一切関わっていません。

 そこで、「私が何したか言ってみなさい!」「大声出せばいいってもんじゃないわ よ!」とかなんとか、私も応じてしまいました。
 しばらく怒鳴り合いになりましたが、間に入る人もいて収束。

 深夜とはいえ、注目議会の委員会室での出来事ですので、傍聴市民、議員、職員と それなりの人がいました。
 高木議員は「この野郎!」と叫んだとか、手を振り上げていたとか、「懲罰」級の 言動だったようです。当事者の私にはそこまで見極める余裕はありませんでしたが…

 高木議員の暴言は初めてのことではありません。これまでも議事録削除を求めざる を得ないようなひどい発言を繰り返していますが、あの体格(デカイ!)で間近で怒 鳴りつけられると……冷静な対応はできませんでした。

 市役所内でのセクハラ暴言議員を訴えて勝った先輩女性議員もいます。ちょっと調 べておいたほうがいいかもしれませんね。
 
 
 2004.5.31B 二枚橋ゴミ焼却場、緊急修理  ★メールニュースより

 昨日の朝日新聞武蔵野版に
「老朽化限界 進まぬ再建 壁に亀裂・炉室床も崩落」
というショッキングなタイトルの二枚橋焼却場の特集記事が掲載されました。
 この記事中には、5/17炉室裏の壁に2センチ2メートルの亀裂が見つかったと もあります。
 今日の臨時議会では、この問題についての質疑もしました。6月に専門家による調 査と緊急修理を行うとのことです。「あっちをいじれば、こっちが歪む」という具合 でホントに限界の施設です。近隣住民の方も心配していますし、職員に至っては恐怖 を感じる日々というのが現実です。
 総点検と、早急な建て替え計画に向けた着手が必要です。

 この二枚橋衛生組合の責任者でもある稲葉市長は市長選なんかやってる場合ではな いはずです。
 
 
 2004.5.31A 「市長の辞職」ってどうなるの?  ★メールニュースより

市長が辞職したいときは20日前に市議会議長に届でなければなりません。
ただし、議会が同意すればそれ以前に辞めることもできます。
そして、辞職の日から50日以内に市長選を行わなければなりません。

今回は…
市長から、明日6/1に「6/5で辞職したい」との申し出が議長にありそうです。
議会開会中ですから、議長はすぐに議題にします。
これに議会が同意すると6/5、同意しないと6/22に辞職ということになります。
市長選はどちらの場合も7/4告示-7/11参院選と同日投票の可能性大です。

そして、参院選公示の6/24からは政治活動が制限されますから新人候補は
決定的に不利!ということになります。
 
 
 2004.5.31@ W前代未聞!暫定「補正」予算を修正可決  ★メールニュースより

連日の臨時議会でしたが、明日は6月定例議会の初日です。
稲葉市長はホントに辞職するのでしょうか?
今週は「市長辞職は無責任!」と朝の駅頭レポートもしています。

 本日の第4回臨時議会で、4〜5月に続く6〜7月分の暫定補正予算に対する修正 案を全会派一致で提案・可決、市長もこれを受け入れました。
 私を含む6会派では、週末から独自に準備をしてきましたが、市長の受け入れに向 けて調整し、3事業に絞った全会派共同提案に応じることにしたものです。
3事業とは、@障害者自立生活支援センター開設
        Aコミュニティバスの路線増
        B小中学生防犯ブザー貸与  です。
 「再開発事業とセットでなければ他のすべての事業費は認めない」と言い張ってき た市長と市長派議員が、たった3事業とはいえ修正に応じたのは大進歩!です。
 6会派の修正案作成には私も初参加。日の目を見なかったのは残念ですが、「私た ちには出す用意がある」というのは大事なことです。とても勉強にもなりました。

<<<こぼれ話>>>
「暫定予算への修正案」について議会事務局が全国議長会に問い合わせたら、
「そんなことは法は想定していない。違法じゃないけど、マニュアルもない」
とのお答えだったそうです。
パイオニアの小金井市議会です。
 
 
 2004.5.29 6/1から第2回定例議会 & 市長辞職は選挙の私物化?!  

 稲葉市長は6/1の本会議で辞意を表明し、6/4で辞職の意向という情報が流れています。そんななかでの6月議会は実際どのように進むのかまだ分かりませんが、5/27には6月議会の日程などを決める議会運営委員会が開かれましたので、報告します。 
 
<日程> 
 6/1(火)2(水)本会議(議案の提案説明質疑など) 
  3(木)4(金)本会議(一般質問 漢人は4日の3番目)
  7(月)厚生文教委員会
  8(火)建設環境委員会
  9(水)総務企画委員会
  10(木)駅周辺整備調査特別委員会
  11(金)行財政改革特別委員会
  14(月)本会議予備日
  15(火)議会整理日
  16(水)本会議
 
<議案> 
 「情報公開・個人情報保護条例の運用状況報告」「市職員の退職金条例の改正」など7件しかありません。家庭ごみ有料化条例など準備していたものも暫定予算になったため提出を見合わせたそうです。 
 
<一般質問> 
 いつも20人くらいが通告しますが、今回は12人です。 
 漢人の通告は以下の通りです。 
---------------------------------------------------------------
 1.市民参加条例がスタートしました 
  @審議会等の公募を含む委員の選任(改選)時期や選考方法の広報、 
   選考結果を含む選任された委員名の公表について 
  A審議会等の公募委員の選考方法の改善について 
 
 2.男女平等な市役所の実現に向けて 
  @人材育成基本方針の策定状況 
  A人材育成基本方針の推進体制と今後のスケジュール 
 
 3.母子家庭への就労支援、自立促進計画について
---------------------------------------------------------------

 市長派のみなさんは、「稲葉市長が辞職して再度市長選で勝つことで、再開発の市民の指示を確認する」という主張のようです。一見、かっこいい?潔い?行為のようにも受け取れますが、実際は全く逆です。
 今回6月の初めに辞職すると、市長選は7/4告示、7/11の参議院選挙との同時投票になります。ところが参院選は選挙期間が長く6/24公示で、この日以降は政治活動が制限されます。
 つまり、稲葉市長の辞職を受けていきなり決意した新人市長候補がいたとしても、ほとんどなんの準備もできないということです。全くフェアではありません。
 選挙の私物化、税金の無駄遣いです!

 
 2004.5.27 予算修正案「再議」で否決 & 市長辞職?!  ★メールニュースより

=== も く じ ===
 1.5/30市民自治こがねい総会 ぜひご出席を!
 2.市長再議で予算修正案も原案も否決 〜5/26-27 臨時議会報告
 3.市長が辞職?!


■ 1 ■ 5/30 市民自治こがねい2004年度総会 ■□■□■□■

午後2:00〜
市民会館・萌え木ホール(武蔵小金井駅南口7分、市役所本庁舎の南)
最新議会報告もします。
ぜひ、ご参加を!どなたでも大歓迎!


■ 2 ■ 5/26-27 臨時議会 報告 ■□■□■□■

 2004年度 小金井市一般会計予算
   修正予算に市長拒否権行使 → 否決!
        市長原案も否決 → また暫定予算!!


◆26日は午後1時に開会、市長の拒否権の行使である「修正予算に対する再議書」の審議を行いました。質疑は夕方6時過ぎには終了、討論と採決は夕食後ということで休憩になったのですが…この後延々と開かれません。修正案に賛成した議員の何人かが市長や市長派の議員に呼ばれて、態度の変更を迫られていたようです。

◆結局、再開は11時半頃、会期を一日延長して、午前0時10分から開会し、討論と採決を行いました。

再議による再議決では、特別多数議決となり、議長も含む24人中3分の2の16人の賛成で可決です。
結果は賛成13人で否決となりました。

【修正案賛成】 13人
 共産党(井上、板倉、関根)、市民の党(青木、野見山)、民主党(渡辺、斉藤)
 生活者ネット(小山、藤村)、湧く湧く環境クラブ(若竹)、市民ウェブ(稲垣)
 市民自治こがねい(漢人)、森戸議長
【修正案反対】 11人
 改革連合(武井、五十嵐、西岡)、改革21(篠原、小川、高木)
自民党(伊藤、露口)、公明党(鈴木、小尾、和田)      *敬称略

◆再議によって修正案が否決されると、元の原案が復活してきて、再度の裁決となります。こちらには議長は参加しません。賛成11人反対12人で否決となりました。

◆この結果、また「暫定予算」が続くことになってしましました。
来週、31日(月)午前10時〜に暫定予算の補正のための臨時議会が召集される予定です。

国分寺市では暫定予算にも政策的経費を入れていますが、稲葉市長は断固として入れない方針ですので、今年度はもう実施できなくなる事業がさらに増え市民生活への様々な支障が出てきます。

31日の臨時会では、再度、暫定予算への修正案の提案も準備しています。


■ 3 ■ 市長が辞職?! ■□■□■□■

27日の臨時会終了後、稲葉市長は「重大な決意をしなければならない」とマスコミにコメントしました。その後の部長会では、「助役が市長の職務代理者になる場合の影響についての調査」が指示されたそうです。
“6/1の6月議会初日に辞職?!”との話しも飛び交っています。
そうなると、7/11の参院選との同日選挙です…。


●他のすべての事業に優先して再開発事業を強行しようという稲葉市長と市長派議員の姿勢はちょっと異様です。議場の内外での脅しまがいの言動もあり、まともな議論ができる雰囲気が失われています。こんな時は、立ち止まるしかないと思うのですが…
 
 
 2004.5.25 再開発事業費削除の修正案可決!!!  ★メールニュースより

 2004年度 小金井市一般会計予算
      再開発事業費削除の修正案可決!!!



24日10時に開会した臨時議会には市長から5つの議案が提案されました。
メインは3月議会で否決、2か月の暫定予算となっていたことに伴う
2004年度一般会計予算です。

予算案質疑はちょうど午後1:00から始まりました。
質疑終了後、私も含む11人による「修正案」を提案。

修正案の主な内容は
・武蔵小金井駅南口再開発事業経費の削除
・武蔵小金井駅南口まちづくり協議会予算の増額
・東小金井駅北口区画し理事業経費の削除
・臨時財政対策債の減額

質疑は深夜におよび、会期を1日延長した25日の午前1時頃やっと採決、
修正案が賛成多数で可決しました。

<修正案賛成> 12人
 共産党(井上、板倉、関根)、市民の党(青木、野見山)
 民主党(渡辺、斉藤)、生活者ネットワーク(小山、藤村)
 湧く湧く環境クラブ(若竹)、市民ウェブ(稲垣)、市民自治こがねい(漢人)
<修正案反対> 11人
 改革連合(武井、五十嵐、西岡)、改革21(篠原、小川、高木)
 自民党(伊藤、露口)、公明党(鈴木、小尾、和田)

ところが、直後に市長から「再議」が宣告され
準備してあったのか、すぐに再議書が議長に提出されました。
「再議」になると、通常とは違う3分の2の賛成がないと可決しません。
ですから「修正案」が否決となり、
再度、元の原案を採決するのですが、これも否決となれば
市長は再び「暫定予算」を補正して継続することになります。

今日のところはこの再議書を議題とすることを否決しましたので、
明日26(水)午後1時、再議のための臨時議会
来週31(月)午前10時、暫定予算の補正予算のための臨時議会
 が
召集されるようです。
暫定予算が長引くと今年度は実施できなくなる事業がさらに増え
市民生活への様々な支障が出てきます。

市長は再議を撤回し、議会が議決した修正案に従うべきです!


修正案に反対した11人の議員から
議会の「自主解散」を求める申し入れが議長に提出されたり、
市長が6月議会で辞職するつもりらしい!?との情報が行き交ったり、
ちょっと常軌を逸した世界と化した市役所を出たのは明け方の4時すぎでした。



市民自治こがねいメールニュースは不定期で発行しています。ZWS00446@nifty.ne.jp までお申し込みください。BCCのダイレクトメールでお届けします。 
 
 2004.5.19 5/24臨時議会 ぜひ、傍聴を! 他  ★メールニュースより

=== も く じ ===
 1.5/24臨時議会が招集されました。ぜひ、傍聴を!
 2.「国歌不起立議員は招待するな」 〜厚生文教委員会から 
 3.家庭ごみ有料化条例 6月議会に提案 〜建設環境委員会から
 4.「みどりの会議」にご注目を!


■ 1 ■ 5/24臨時議会が招集されました。ぜひ、傍聴を! ■□■□■□■

結局、2か月の暫定予算の最後ギリギリの臨時議会の招集となりました。 届いた議案の案件は5つ、もちろん焦点は「2004年度一般会計予算」です。

3月議会での原案との違いは
・住基カード手数料条例が否決になっているのでその収入減額
・小学校3校の耐震工事関係費の減額(ほぼ全額)
・東小金井駅開設記念会館新築工事関係費の減額(一部)

学校耐震工事は国の補助金申請が間に合わなくなったからとのこと。
一方、原案否決の要因の再開発事業予算はそっくりそのままです。

さっそく、複数会派の議員で再開発事業予算削除を中心とした 修正案の準備を始めました。

24日臨時会はぜひ、ぜひ、傍聴にいらしてください!


■ 2 ■ 「国歌不起立議員は招待するな」 ■□■□■□■

5/17の厚生文教委員会では、採決が引き延ばされていた 「卒業式の会場設営を学校の裁量により柔軟に認めることを求める陳情書」が 賛成3・反対4で不採択になりました(本会議は逆転の見通し)。
都教委の異例の指導により小金井でもフロアー形式の卒業式はなくなりました。

その後の「所管事項」質問の中で、露口哲治委員(自民党)から 「卒業式・入学式の国歌斉唱の際、 司会の先生が『起立』というのに着席する議員がいて失礼だ。 校長の方針に従わない議員は招待しないようにしてはどうか」 という、発言がありました(答弁は求めませんでした)。

小金井には私も含め数人の「不起立議員」がいますが、 私はいろんな考えの大人がいることを子どもたちに伝えることはとても大事だと思っています。
式が画一化され、反対意見を排除していく、とても恐い風潮です。


■ 3 ■ 家庭ごみ有料化条例 6月議会に提案 ■□■□■□■

5/18の建設環境委員会で、廃棄物減量等推進審議会の答申の報告があり、 「家庭ごみ有料化条例」を6月議会に提出、可決後、市民説明会を開き、 来年4月から実施の方針が発表されました。
有料化の収入で環境基金をつくることなども検討されているようです。
私は条例の内容を見てから判断します。
ぜひ、一緒に考えてください。


■ 4 ■ 「みどりの会議」にご注目を! ■□■□■□■

7/11投票予定の参院選は、私は中村敦夫さんの「みどりの会議」を応援します。
詳しくはHP↓をご覧ください。
http://www.ne.jp/asahi/siminjiti/koganei/kando2-4.htm#040509

「みどりの会議」ではこの週末に大きなイベントが2つあります。
土曜日には、たぶん最初で最後、10人の候補者全員が揃います。
小林一朗さんはその10人のうちの1人で東京を中心に活動します。
新しい政治の流れを感じてみませんか。
ぜひ、ご参加ください!!!

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参議院選挙に「みどりの旗」を掲げよう!歴史を創る第一歩の集い
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5月22日(土) 14:00〜17:00
 渋谷公会堂地下食堂  地図↓JR線・渋谷駅ハチ公口より徒歩12分
             http://www.diskgarage.com/hall/map/01083.html
内容 ・候補者からの決意表明
    ・海外緑の党からの連帯アピール(来日を要請中)  他
参加費 3000円(茶話会形式)

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「小林イチロウと明るい未来計画」キックオフ大「運動」会
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5月23日(日) 15:00〜18:00
 在日本韓国YMCAアジア青少年センター9F国際ホール 
          水道橋駅東口5分(地図↓)
              http://www.ymcajapan.org/ayc/jp/img/newmap.JPG
内容:明るい未来へのリレートーク/ピース・コンサート/
ワークショップ/リーフレット・プレゼント ほか
入場料 1,500円

このたび私たちは、非戦・平和、環境、人権、選挙キャンペーン等を行ってきた20 代、30代を中心に新しい動きを作っていきたいと考え、「小林イチロウと明るい未 来計画」を結成しました。同じ想いを抱くたくさんの人たちとつながりながら、「政 治は変わらない」と感じている世論を変えていくムーブメントを起こしたい。もっと 新しい動き、オルタナティブ(代替案)を提示できる政治、未来を創る新しい政策が 必要だと感じています。
ムーブメント起動の機会として、大「運動」会を催すことといたしました。 ぜひみなさまに参加していただき、今までの政治のイメージを一新するような動きを 創り出していきたいと考えております。

主催:「小林イチロウと明るい未来計画」
  TEL:03-3353-1122  FAX:03-3353-1131  e-mail: info@1ro711.org
  http://www.1ro711.org/
メールマガジン:http://writer.gozans.com/writer/2026/
  カンパ振込先:みずほ銀行王子支店 8094465
  口座名:「小林イチロウと明るい未来計画 共同代表 小林一朗

小林イチロウはわたしたちと一緒にさまざまな活動を行ってきた仲間であり、共同代 表です。環境問題と科学技術分野のライターとして「わかりやすく伝える」ことを続 けており、近年注目されているCSR(企業の社会的責任)分野でも仕事をしてきま した。9.11事件以降の積極的な発言と枠にとらわれない行動の提起に多くの人の共感 を集めてきています。 
 
 2004.5.12 再開発予算流用の住民訴訟 控訴します! ★メールニュースより  

=== も く じ ===
 1.再開発予算流用の住民訴訟 控訴します!
 2.2004年度予算は5/24臨時市議会で提案?  
 3.立川反戦ビラいれ逮捕・起訴の3人やっと保釈!


■ 1 ■ 再開発予算流用の住民訴訟 控訴します! ■□■□■□■

議会が否決したのに他の予算でこっそり事業を進めるなんて 地方自治法違反!と市議12人で市長を訴えた裁判です。

4/28の東京地裁の判決は 「議会議決を無視した市長の予算流用は違法」と 私たちの主張を全面的に認める「実質勝訴」でしたが 一方で 「成果物(都市計画図書)が納品されているから損害賠償は棄却」 という納得できない内容でした。

この結果を受けて原告12人で何度も協議した結果、 議長職の森戸洋子議員が原告から降りて 完全勝訴に向けて11人で控訴することになりました。

判決の主要部分など裁判の詳しい経過は↓をご覧ください。 判決文全文も近日中に掲載します。
http://www.ne.jp/asahi/siminjiti/koganei/saibann.htm


■ 2 ■ 2004年度予算は5/24臨時市議会で提案? ■□■□■□■

結局、市長は本予算提案の臨時議会を早めることはなく、 5/17召集通知・議案配布、5/24開催の予定で準備を進めているようです。

問題の再開発事業経費が含まれていれば さっそく修正案提案に向けて準備を始めます。
今回は修正案は可決の見通しです。 市長は一体どうするつもりなんでしょう?


■ 3 ■ 立川反戦ビラいれ逮捕・起訴の3人やっと保釈! ■□■□■□■

自衛隊官舎のポストに 「イラク戦争への反対を呼びかけるビラ」を入れただけで ある日突然、逮捕・起訴されて70日間も拘束されていた3人が 11日夕方やっと保釈されました。

国際人権団体アムネスティ・インターナショナルが、 この3人を思想信条を理由に拘禁された「良心の囚人」と認定したことは すでにお知らせしました。
日本での「良心の囚人」認定は、 アムネスティの1961年発足以来、初めてとのことです。
http://www.amnesty.or.jp/campaign/cup/2004/update/12.htm

「立川反戦ビラいれ裁判」第1回公判は5/6に行われました。
第2回公判は、6/3(木)。 表現の自由を守る大事な裁判です。
詳しくは↓をご覧ください。カンパや行動への参加もお願いします。
http://www4.ocn.ne.jp/%7Etentmura/index.htm
 
 
 2004.5.9 参議院選挙に「みどりの旗」を掲げよう!  

 7月11日投票予定の参議院選挙で、中村敦夫さんの 「みどりの会議」の呼びかけで、各地の環境団体、市民運動団体、学者や専門家、農民や個人運動家たち、そして私も最初から参加している全国の環境派市民派の議員と市民のネットワークの「虹と緑の500人リスト」が連携して全国比例区に10名の候補を擁立することになり準備が進んでいます。

 「みどりの会議」の政策は、私が市民自治こがねいといっしょに活動してきた内容や主張とほとんどぴったりです。この参院選では、中村敦夫さんの1議席確保と、5年、10年先につながる、若い人たちや環境派市民の新しいネットワークづくりに取り組みたいと考えています。

 「今回は政権交代だよ」という声があります。でも自民党から民主党に代わることで何を期待するのでしょう?今の2大政党・政権交代のかけ声の中で失われつつあるものの方が大きいと感じています。屋久島の星川淳さんからの「みどりの会議」への応援メッセージの中にも一つの答がありますのでご紹介します。
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 米英など二大政党制の長い社会は、比較的安定する代償として、少数意見排除に傾く欠陥をまぬがれない。重要な論点では総中道化・保守化してしまい、ブレーキがきかない弊害を、私たちは米英のイラク侵攻でまのあたりにした。日本の二大政党路線にも、すでにその傾向が見える。結局、現在の公明党が反面教師を演じているように、キャスティングボートをもつ第三極の力量が、国の将来を決めるのだ。だからこそ、宗教や集団ではなく、個々人の生活実感に根ざした「環境と平和の第三極」を育てていく必要がある。(中略)社会の“正気”を保つのはリベラル第三極なのである。(一部抜粋、全文は こちら
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 911以降から、ワールドピースナウへとつながる新しい平和行動を創ってきた若い人たちも、すでに「みどりの会議」の可能性に共感して動き出しています。「みどりの会議」は、女性や若者も対等にその中心を担いながら、環境・平和施策を着実に推し進めているヨーロッパの「緑の党」のような政治が、日本に芽生える大きな可能性を秘めています。
 いま、この「芽」を育てることが、とてもとても大切なことだと思うのです。


 でも、「みどりの会議」なんて知らないと言う人も多いので、次のような会を持つことにしました。ぜひご参加ください。

◆  ◆  ◆  ◆  ◆

「みどりの会議」ってなに? いま、なぜ必要なの?

 日 時: 5月15日(土)夕方 6:30〜
 場 所: 市民自治こがねい事務所(武蔵小金井駅北口5分)

 ゲスト: 安田節子さん/「みどりの会議」副代表、参院選立候補予定
     武田貞彦さん/「虹と緑の500人リスト」の「みどりの政治」担当

◆  ◆  ◆  ◆  ◆

 
 2004.4.28 市長の予算流用は違法の判決 実質勝訴! ★メールニュースより

■ 再開発事業の予算流用をめぐる住民訴訟
    市長の予算流用は地方自治法違反の判決 実質勝訴!

  議会が否決したのに他の予算でこっそり事業を進めるなんて
  地方自治法違反!と市議12人が訴えた裁判です。

本日午後1:15から霞ヶ関の東京地裁で判決の言い渡しがありました。

「原告漢人明子外、被告小金井市長、公金支出差止請求事件。
主文、原告らの請求を棄却する。訴訟費用は原告らの負担とする。」

法定での市村裁判官の朗読はこれだけ。
「負けた…」 傍聴席の私たち、弁護士さんたち、ともに呆然…

ところが、別室に移り判決の全文を読むと 私たちの訴えた「市長の予算流用は違法」については全面的に認めています。
私たちの提訴の目的は 「議会の予算議決権を侵す市長の地方自治法違反」を問うものですから、 実質勝訴というわけです。

なのになぜ敗訴かというと…
住民訴訟は「損害賠償請求」でしか起こせないため、 判決は、 違法な支出だけど、 成果物(都市計画決定のための調査報告書)を受領しているから 市に損害はなく、損害賠償請求の理由がない、だから「棄却」としています。

でも、これはおかしいです。
この判決に従えば、違法な公金支出も対価さえあれば 「やったもん勝ち」になってしまいます。

控訴するかどうかは、あらためて原告12人で相談します。

判決の主要部分は近日中にHPにアップします。
訴状や原告の意見陳述、準備書面など詳しくはHPをご覧ください。
http://www.ne.jp/asahi/siminjiti/koganei/saibann.htm
 
 
 2004.4.26 再開発事業の予算流用・住民訴訟 4/28判決 ★メールニュースより

■ 再開発事業の予算流用をめぐる住民訴訟 4/28判決 ご注目を!

  議会が否決したのに他の予算でこっそり事業を進めるなんて
  地方自治法違反!と市議12人で起こした裁判です。


小金井市議会は、事業計画認可申請中の武蔵小金井駅南口再開発事業に対して、 この計画ではダメだと、再三にわたって見直し等の決議をしてきました。
極めつけは一昨年の予算否決です。

ところが市長は予算提案すると否決されるからと、 別の予算を「流用」して進めてしまったのです。
それじゃ、議会の審査や議決っていったい何なの?!!と、 私たちは、まずは住民監査請求、これが却下されたので住民訴訟を起こしました。

その裁判が、1月で結審。
4月28日の午後1:15から霞ヶ関の東京地裁で判決の言い渡しがあります。

私たちは「議会の予算議決権を侵す市長の地方自治法違反」を訴えたのですが、 市長は「だって再開発事業やりたいんだもん!」と反論してきたので、 私たちも弁護士さんと再開発事業地域の再調査もして、 いかにこの事業が破綻しているか、 強行することが市民にとって不幸であるかを反論しました。


詳しくはHPをご覧ください。
http://www.ne.jp/asahi/siminjiti/koganei/saibann.htm


同様の前市長の予算流用を問う武蔵村山市議による裁判では、 昨年末に前市長への損害賠償判決が確定していますし、 先週の22日には、「圏央道」の事業認定取り消しの判決が東京地裁で出ています。


「市長と議会の関係」「公共事業のあり方」を問う重要な裁判です。


なお、最初の住民監査請求を起こすときに、たまたま最初に署名をしたために、
「原告 漢人明子 外11名  被告 小金井市長」となっています。
裁判所の表示などを見るたびに、ちょっとドキドキします。 
 
 2004.4.16 イラク人質事件 3人の解放に思うこと  

 イラクで身柄を拘束されていた今井さん、高遠さん、郡山さんの3人が無事に解放されました。よかった!!!
 この1週間、国会前での緊急集会・抗議行動に通いながら、いろんなことを考えました。

●テロかレジスタンスか
  3人を拘束した武装集団は「テロリスト」なのでしょうか。占領軍によるファルージャの虐殺をやめさせるための抵抗、「レジスタンス」と受け取るべきではないでしょうか。日本政府がなんと言いつくろおうと、自衛隊は事実上、占領軍の一部です。3人が自衛隊派兵に反対でイラクの人々と共にいる立場だと伝わるなかで解放に至ったのは、レジスタンスだからです。政府は「テロ」と言い張るのでしょうが、私はそうは思いません。
 でも、民間人の拉致は間違っています。抵抗・攻撃の相手が違います。

●自衛隊の撤退
 イラク戦争・自衛隊派兵を正当化する立場からは、「テロに屈する撤退はしない」となるのでしょう。でも、その不当性を訴えてきた私(達)からすれば、この事件は撤兵理由の一つである「現地NGOの活動を危険にする」ことを裏付けたことになり、撤兵の声をより一層大きくすることにしかなりません。

●政府にとっての3人
 自衛隊派兵に反対し、イラクの人々と異なる形での関係を作ろうとしていた3人は、政府にとっては認められない存在です。その3人が拘束され、救出と撤兵の世論が高まることは、政府にとってと〜ってもまずいことです。小泉首相は家族に会おうともしない、3人の命よりも自衛隊派兵の正当性の主張を重視する、さらに「自己責任」を振りかざし福田官房長官は「迷惑だ」とまで公言しました。この冷酷な対応は、この間の立川での防衛庁官舎への反戦ビラ入れへの不当逮捕・起訴や、東京都の国歌斉唱時の不起立者への処分など、権力者の方針に反対する者への一連の対応に通じるものです。

●被害者とその家族への人権侵害
 そんな政府の対応に呼応するかのようなマスコミの「自己責任論」や家族も含めた3人への人権侵害報道。どんな犯罪でも、被害者への嫌がらせはあるそうですが、今回は政府とマスコミがそろって煽っています。北海道東京事務所で電話対応した方からは、嫌がらせ電話の内容がマニュアル化していて組織的ではないかとの報告もあります。解放された3人に対して行われる警察の「事情聴取」も心配です。

●さらに2人の拉致、ファルージャの虐殺
 3人の解放はホントにうれしいです。平和を求める世界の市民ネットワークの力です。でも、新たに2人の日本人が行方不明となり、多くの身柄を拘束された人たちがいます。そしてまともな報道さえないファルージャでの虐殺、5日からの死者が600人を超え、子どもだけで100人以上が殺されているというのに…。
 ファルージャでの虐殺行為の即時停止と占領軍のイラクからの撤退、自衛隊の撤退をあらためて強く強く求めます。

●フリージャーナリストのみなさん「イラク」を報じてください
 絶対に死なないで、イラクの報道を続けてください。私たちがちゃんとした判断をするためには、占領軍発表やそれに沿った政府発表では全く不十分です。みなさんのお仕事は世界が判断を誤らないためにどうしても必要なことです。


 以上、まとまりませんが、この1週間、緊急集会での様々なアピールを聞き、友人たちと話し、インターネット・新聞・テレビからの情報を受け取りながら考えたことです。


次に上げるのはぜひ読んでいただきたい情報やコメントです。

共感と納得の江川紹子さんのサイトです。
http://www.egawashoko.com/menu4/

「ファルージャの目撃者より:どうか、読んで下さい」
http://www.onweb.to/palestine/siryo/jo-fallujah.html


今回、的確な情報提供をしてくださったフランスのNGOメンバーからのコメントです。

声明7(転載可)
 私たちはひとつの山を越えました。人質となった日本人三名、郡山さん、高 遠さん、今井さんが解放され、心から喜びたいと思います。しかし、この喜び を戦争開始以来、占領軍の攻撃によって犠牲となられた無数のイラク市民の家 族の方々と分かち合うことができないのは、たいへん悲しいことです。また新 たに拉致された日本人二名、渡辺さん、安田さんのことを考えると、手放しで 喜ぶことはできません。
 また、私たちは、ファルージャ周辺で、イラクの罪のない普通の市民たちが ハエのように叩きつぶされ殺戮されている最中に、日本人だけ<助けて!>と どうしていえるでしょうか?私たちはその殺戮を犯しているアメリカと肩を組 んで歩いているのです。
 とはいえ、私たちは私たち市民としての可能な限りのネットワークを広げる ことによって、市民社会の連帯パワーの可能性を夢見させてくれたと思いま す。そのきっかけとなったのは、なんといっても今回拉致された三人の方々で す。彼ら、彼女は日本政府が主張しているようなアメリカの大義のない戦争に 自衛隊を持って加担するのではない方法、すなわち愛情と友愛の原則に基づい て、勇気を持って関わろうとした数少ない方々です。また現在の日本の硬直し てしまった時代の空気の中では小声でしかいえない本当の日本人としての真心 と良心を身を持って示してくれたからこそ、多くの市民や団体が彼らが何者な のかをあらゆる手段で拉致グループに伝えようと努力をしたのだと思います。
 政府が日本の大半の民意を代表しようとしないとき、市民は市民独自の判断 で行動を起こす権利があります。そのことを実践したのが、これらの方々でし た。
 そして、拉致したイラク人たちは、政府とは違う良心と愛に基づいた日本市 民たちがいたことに気がついたからこそ、またそのような市民を無為に殺傷す ることはイスラムの精神に反すると説いた宗教指導者たちがいたからこそ、彼 らは開放の呼びかけに答えたのだと思います。私たちは、彼らがイラク民衆の 心の絆を結んでくれた人たちであると解釈しています。その彼らを助けよう と、陳情し、デモし、アピールした多くの心ある市民たちが初めて得た大きな 成果だと自信を持っていいのではないでしょうか。
 私たちはこの連帯と共感をより広げ、イラクやアフガニスタンやパレスチナ などの最も抑圧された民衆へと繋がっていくことを期待します。

 明日以降、日本で郡山さん、高遠さん、今井さんたちを待ち受けているの が、<北朝鮮>から戻られた拉致被害者の方々と同じのように、何も言えなく なってしまうような鉛の状況を作り出してはならないとと思います。日本政府 や保守のメディアが主張する自己責任論は、政府の責任回避であり、根本的な 問題を不問にし、回避してやまない現政府のレトリックにすぎません。生命を 一顧だにしない政府がなぜ人道支援ができるのか、人道とはまず生命を尊ぶこ とではないでしょうか。自衛隊の軍事的なプレザンスこそが、真の緊急人道支 援を妨げているのです。
 本末転倒をしてはいけません。このような緊急時で、こうした事態にあった 日本人がいた場合に、日本政府が彼らの救援するのは当たり前のことで、その ために政府があり、行政府があるのです。日常の事務ばかりではなく、そうい う救援保護活動も公的行政府の遂行すべき任務のひとつなのです。<迷惑をか けるな>などという福田官房長官の言辞は、私企業の社長のいうことです。誘 拐や拉致にあった犠牲者の家族が<心配をかけてすみません>と表明しなけれ ばならぬ事態。これこそ本末転倒です。緊急時や不可抗力による場合は<迷惑 >かけてもいいのです。

 戦火がこれ以上、広がれば、あらゆる人道支援が不可能になります。そうな らぬためにも、今予期されているこれからの再度のアメリカ軍のファルージャ に対する大攻勢にストップをかける運動やアピールがぜひとも必要だと思いま す。ブッシュ政権の対応をみていると、パレスチナでも然りですが、自分たち の利益に役立たない国や民衆をゴミのように廃棄しようとしているのです。そ れにストップをかけるための世界的な運動が不可欠です。そのひとつの運動を 今回も経験しました。
 あらたに拉致されているお二人のためには、同じような努力が私たちには必 要です。アルジェジーラ放送局は理想的な放送倫理を持っているとはいえない にせよ、中東社会への大きな影響力を持つメディアです。様々な働きかけをし ましょう。私たちの闘いはこれからです。

グローバル・ウォッチ/パリ
コリン・コバヤシ

声明7付記(転載可)

庇護権について

緊急時に、国民は国に保護してもらう権利と、国は国民を保護しなければなら ない義務があります。
その点が欧米でははっきりしているから、欧米の記者たちは拉致された家族が なぜ謝らねばならないのか、理解に苦しむわけです。拉致事件の場合は、どう 考えても緊急時です。
福田官房長官、川口外相の発言がおかしいのは、この点です。
ところが、ペルーのフジモリ前大統領のような人には特別な庇護を与えてい る。あの方はペルー人と認識するのが真っ当な判断だと思われます。彼はペル ーから、弾劾され国際刑事法でインターポルを通じて国際指名手配されている にも関わらず、かばっている。迷惑だ、自己責任をとれとは、けっして言わな い。あの人こそ、自己責任をとるべき人です。ところが、一般の市民が良心の 人道支援をしていて、拉致されると、迷惑だ、自己責任を取れといわれる。こ れまた全く本末転倒した事態です。泥棒にあった人が、泥棒にあってごめんな さいとはいわない。単純なことです。

犯人たちはテロリストか?

今回の事件の場合、拉致グループ(武装集団)をテロリストと判断するのは、 困難だと思います。これは戦時下、不当な占領に対する住民の抵抗の一形態と 思われます。とりわけ、ファルージャのような無差別攻撃があった場合には、 なおさらです。この戦争の本質を考えずに、しかも犯人像が明らかになってい ない以前から、テロと交渉するのはまずい、と小泉政権から社民党までいって います。池沢夏樹氏でさえ、そのステレオタイプにはまっています。強盗にあ ったら、百万円払っても、命を救うべきです。ましてやこのような民衆の抵抗 の一形態としての挑戦にあったときには、撤退・譲歩も当然、選択肢のひとつ としてあるべきでしょう。

グローバル・ウォッチ/パリ
コリン・コバヤシ

 
 
 2004.4.14 再開発事業認可NO! 国土交通省と都市公団に申し入れ

 議員10人で武蔵小金井駅南口再開発事業の事業認可をしないよう求める申し入れに行ってきました。

 最初に行ったのは、西新宿の都市公団(都市基盤整備公団)東京支社。広〜い会議室でお茶も出していただいて、居住環境整備・再開発部の部長さんや小金井事務所長さんなど6人が対応してくださいました。申入書は後にまとめて載せますが、7つの理由から、事業認可申請を取り下げるよう求めました。回答は「地元からの要請、地区採択、都市計画決定という手続きを経ての現事業計画であり、取り下げられない。」「(この段階での議会の反対による予算否決は)初めてのケース。お願いするしかない」などでした。

 次に霞ヶ関の国土交通省。ここでは共産党国会議員の緒方靖夫さんに同席をお願いしました(国会議員の同席の有無で対応が全く違うそうです)。こちらは、テーブルでメモが取れないほどの狭い会議室で、対応していただいたのは都市地域整備局 市街地整備係 再開発事業対策官という方ともう一人。同様にこちらでは事業認可をしないように求めました。「審査結果に予断を与えるようなことは言えない。提出されている意見書審査などルール通りの判断手続きをすすめる」「(議会が再開発に反対で予算を否決した例は)聞いたことがない」「予算がなくても都市公団がやっていけるかどうかを判断する」「事業認可には意見書の全く出ていないケースでも数ヶ月かかる」など、かなり緊張した様子で慎重に答えてくれましたが、とにかく初めての判断困難ケースのようです。

 “事業認可をしてくれ、予算をくれ”という申し入れや陳情などはよくあるのでしょうが、今回のわたしたちの申し入れは“事業認可をしないで、お金はいらない”というもの。24人の議員の内、13人でこんな申し入れができるなんてすごいことですよね。
 


都市基盤整備公団 御中
2004(平成16)年4月14日

小金井市議会議員               .
稲垣 庸子  漢人 明子  小山 美香
藤村  忍  青木ひかる  野見山修吉
渡辺 大三  斉藤 康夫  板倉 真也
関根 優司  井上 忠男  森戸 洋子

武蔵小金井駅南口第1地区第一種市街地再開発の事業認可について(申入書)

 武蔵小金井駅南口第1地区第一種市街地再開発事業については、貴公団より国土交通省に対し、事業認可の申請が行なわれ、現在、同省にて認可の可否を検討している段階にあると認識しております。
 しかし、同再開発事業には、以下に列挙するような問題点があり、現段階においては事業認可すべきでないと私たちは考えております。

@市民代表である小金井市議会は、本件再開発関連予算が計上されていることを理由として、平成16年度一般会計予算を否決しました。また、本件再開発に関しては、別紙の通り「事業認可を見合わせるよう」求める意見書を国土交通省に提出しました。地元自治体議会の施行に関する同意がない状態ですから、法の趣旨に照らしても、公団施行再開発の事業強行は許されません。

A小金井市は、深刻な財政難により、学校など既存公共施設の修繕にすら満足な対応ができておりません。従って、無計画な再開発への投資により、さらなる市民サービスの低下が懸念されます。

B25階建て超高層マンションに関しては、国分寺崖線(はけの緑)のスカイラインを寸断するなど景観を著しく損ねます。また、地下構造物による地下水や湧水への影響が検証されていません。

C新築されたばかりの4階建てのビルを二つも取り壊して、5階建てのビルを再開発ビルとして建設することは不合理です。また、事業認可申請の直前に、突然、14階建てが5階建てに変わった影響について、その影響が誰にしわよせられるのか、まったく明らかにされていません。

D小金井市公会堂の代替施設として再開発地区内に建設予定の(仮称)市民交流センターについては、公会堂用地の約2倍の地価と推定される駅前に立地が計画されています。駅前交通広場の正面に文化施設をつくる必要はありませんし、そのために建設敷地が狭小となり、市民ニーズに応えうる座席数も確保できません。これでは、何のために建てるのかわかりません。

E権利者によっては、従前の収益が、再開発後には約半分程度に激減すると試算されています。地権者の権利保全、生活保全のためにも、従前従後の収益に関しては、納得を得られる適切な計画内容とするべきです。

F「借家権者にも十分な理解を得ておくように」との旧建設省通達が守られている気配はありません。今回の事業認可申請は通達違反であると判断します。

よって、私たちは、以下の件を貴公団に申し入れるものです。

1.武蔵小金井駅南口第1地区第一種市街地再開発事業については、上述のような問題点が指摘されていることに鑑み、事業認可申請を取り下げるよう求めます。

2.事業計画(案)に対する地権者や関係市民からの意見書に関しては、土地所有者・借地権者・借家権者・その他ごとに、賛成・反対の数、具体的意見の内容を開示するよう求めます。

3.破綻した現計画は実現不可能であることを市に説明し、市民、地権者が合意できる新たなまちづくり計画を立案するよう助言を求めます。

以上





国土交通省 御中
2004(平成16)年4月14日

小金井市議会議員               .           
稲垣 庸子  漢人 明子  若竹 綾子
小山 美香  藤村  忍  青木ひかる
野見山修吉  渡辺 大三  斉藤 康夫
板倉 真也  関根 優司  井上 忠男
森戸 洋子

武蔵小金井駅南口第1地区第一種市街地再開発の事業認可について(申入書)


 武蔵小金井駅南口第1地区第一種市街地再開発事業については、貴省に対し、都市基盤整備公団より、事業認可の申請が行なわれ、現在、貴省にて認可の可否を検討している段階にあると認識しております。
 しかし、同再開発事業には、以下に列挙するような問題点があり、現段階においては事業認可すべきでないと私たちは考えております。

@市民代表である小金井市議会は、本件再開発関連予算が計上されていることを理由として、平成16年度一般会計予算を否決しました。また、本件再開発に関しては、別紙の通り「事業認可を見合わせるよう」求める意見書を国土交通省に提出しました。地元自治体議会の施行に関する同意がない状態ですから、法の趣旨に照らしても、公団施行再開発の事業強行は許されません。

A小金井市は、深刻な財政難により、学校など既存公共施設の修繕にすら満足な対応ができておりません。従って、無計画な再開発への投資により、さらなる市民サービスの低下が懸念されます。

B25階建て超高層マンションに関しては、国分寺崖線(はけの緑)のスカイラインを寸断するなど景観を著しく損ねます。また、地下構造物による地下水や湧水への影響が検証されていません。

C新築されたばかりの4階建てのビルを二つも取り壊して、5階建てのビルを再開発ビルとして建設することは不合理です。また、事業認可申請の直前に、突然、14階建てが5階建てに変わった影響について、その影響が誰にしわよせられるのか、まったく明らかにされていません。

D小金井市公会堂の代替施設として再開発地区内に建設予定の(仮称)市民交流センターについては、公会堂用地の約2倍の地価と推定される駅前に立地が計画されています。駅前交通広場の正面に文化施設をつくる必要はありませんし、そのために建設敷地が狭小となり、市民ニーズに応えうる座席数も確保できません。これでは、何のために建てるのかわかりません

E権利者によっては、従前の収益が、再開発後には約半分程度に激減すると試算されています。地権者の権利保全、生活保全のためにも、従前従後の収益に関しては、納得を得られる適切な計画内容とするべきです。

F「借家権者にも十分な理解を得ておくように」との旧建設省通達が守られている気配はありません。今回の事業認可申請は通達違反であると判断します。

よって、私たちは、以下の件を貴省に申し入れるものです。

1.武蔵小金井駅南口第1地区第一種市街地再開発事業については、上述のような問題点が指摘されていることに鑑み、事業認可を見合わせるよう求めます。

2.事業計画(案)に対する地権者や関係市民からの意見書に関しては、土地所有者・借地権者・借家権者・その他ごとに、賛成・反対の数、具体的意見の内容を開示するよう求めます。

3.破綻した現計画は実現不可能であることを市並びに都市基盤整備公団に説明し、市民、地権者が合意できる新たなまちづくり計画を立案するよう助言を求めます。

以上

 
 2004.4.8 デマにご注意 & 日本初「良心の囚人」認定 ★メールニュースより

■ 1 ■ 漢人明子は共産党?! ■□■□■□■□■□■□■□■□■

 市内の駅頭で配布されたり、ポスティングされている「公明こがねい」3月定例会 臨時号に、漢人と稲垣庸子議員(市民ウェブ)が共産党所属として記載されているこ とが分かりました。議員にとっての所属政党や会派は大きな意味を持つものであり、 この誤記載の影響は計り知れません。
 まさか故意とは思いたくありませんが、口頭での申し入れの翌日も未訂正のまま駅 頭での配布が行われており、問題の重大性への認識が欠如していることは確かです。
 発行者の小金井市議会公明党の3議員に対して稲垣議員と連名で「訂正と謝罪文を 掲載したチラシ等の全戸配布を求める」などの抗議の申し入れをしています。
 申し入れの全文は↓からご覧ください。
http://www.ne.jp/asahi/siminjiti/koganei/report.html(4/7あ.こ.レポートです)


■ 2 ■ 3月議会の報告がにぎやかです。 ■□■□■□■□■□■□■

 漢人の市議会レポートが完成し駅頭配布中です。全戸へのポスティングもお願いし ていますが、みなさまには連休明けに総会議案といっしょにお届けの予定です。
 また、2004年度予算に反対(退席)した7会派12人による共同チラシも作りまし た。こちらも来週全戸配布の予定です。
 議会各会派がチラシなどを作成、それぞれの立場をせっせと宣伝しているようです が、あらぬ中傷やデマも飛び交っているようです。上記の公明党のビラを示して「共 産党がこんなにいるから問題だ」なんてのもあるそうです。ご注意ください。変な情 報をキャッチしたら、お知らせください。


■ 3 ■ 日本初「良心の囚人」認定 ■□■□■□■□■□■□■□■

 立川の自衛隊官舎のポストに自衛隊イラク派遣反対のビラを入れた市民グループの メンバー3人が住居侵入罪で逮捕、起訴されています。国際人権団体アムネスティ・ インターナショナルが、この3人を思想信条を理由に拘禁された「良心の囚人」と認 定しました。日本での「良心の囚人」認定は、アムネスティの1961年発足以 来、初めてとのことです。
 3人は2月27日に逮捕、その後起訴され、現在も拘置されています。保釈も認め られないというひどい状況です。
 詳しくは↓をご覧ください。カンパや行動への参加もお願いします。
http://www4.ocn.ne.jp/%7Etentmura/index.htm

 アムネスティの認定について詳しくは↓をご覧ください。
http://www.amnesty.or.jp/campaign/cup/2004/update/12.htm
 

■ 4 ■ イベント情報 ■□■□■□■□■□■□■□■□■

容器包装リサイクル法って何?どうして変えなきゃいけないの?

 4/11(日)午後2:00〜 萌え木ホール/資料代300円

  お話:服部美佐子さん(「ごみ・環境ビジョン21」理事)

  主催:小金井のごみを考えるトンボの会


考えてみよう小金井再開発・市民の集い 〜その夢と現実〜

  4/18(日)午後2:00〜 福祉会館3階(保育あり)/資料代500円

  お話:中村八郎さん(環境災害対策研究所)
  市民の報告(取り残された老朽化施設)
     ・二枚橋ごみ処理場の現実
     ・学校・学童の老朽化
  参加者の討論
  
  呼びかけ人/横田満男(前原町) 向井加代子(東町)
    戸村浩(本町) 土井利彦(貫井北町) 大森信吾(桜町)

 
 2004.4.7 漢人は共産党 ?!! 公明党に抗議と申し入れ  

 「公明こがねい」3月定例会臨時号に、漢人と稲垣庸子議員(市民ウェブ)が共産党所属として記載されていることがわかりました。と〜んでもないことです!
 さっそく稲垣さんと連名で次の申入書を送りました。



2004年4月6日
小金井市議会公明党
     鈴木ひろ子 様
     小尾 武人 様
     和田しげお 様


「公明こがねい」3月定例会臨時号に関する申入書


 現在、市内住居にポスティングされ駅頭でも配布されている2004年3月発行の「公明こがねい」3月定例会臨時号の内容について申し入れます。
 「公明こがねい」3月定例会臨時号は、2004年度予算案の否決の特集となっており、各会派の採決態度一覧も掲載されています。しかし、「各会派」としながら、「湧く湧く環境クラブ」「市民ウェブ」「市民自治こがねい」については会派名が記載されていません。さらに「稲垣庸子(市民ウェブ)」「漢人明子(市民自治こがねい)」については、明らかに「共産党」所属と受け取られる記載がされています。
 言うまでもなく、市議会議員として、どの政党や会派に所属するか、あるいはしないかは大変重要な意味を持つものです。ご存じのように佐賀市では、昨年の市議選投票所の所属政党名に誤記があったことについて、最高裁が「誤記が選挙結果に影響を及ぼした可能性は否定できない」と判断し、5月の再選挙が確定しています。
 不特定多数に対して配布された「公明こがねい」の及ぼす影響は計り知れません。その大きさは公党・公明党への信用度に比例するものともいえます。
 「公明こがねい」3月定例会臨時号について強く抗議するとともに、下記を申し入れます。


  1.今後の配布については中止または、訂正のうえ行ってください。
  2.訂正と謝罪文を記載したチラシ等を早急に市内全戸に配布してください。


 以上の事項について早急な誠意ある対応を求めます。
 なお、昨日4月5日の朝、東小金井駅頭にて和田しげお議員に抗議したところ、口頭にて「訂正する」旨の回答をいただきましたが、本日も何ら訂正のないまま、駅頭での配布が行われており、不信感を深めていることも申し添えます。
 ご回答については文書にてお願いします。それぞれにファックスにてお送りください。

小金井市議会議員 稲垣 庸子(市民ウェブ)   
小金井市議会議員 漢人 明子(市民自治こがねい)

 
 2004.3.31 暫定予算に「組替え動議」と附帯決議 ★メールニュースより

■ 1 ■ 3/31臨時会の報告 ■□■□■□■□■□■□■□■□■

●稲葉市長の暫定予算は義務費のみ

小金井、国分寺、国立と暫定予算の各駅停車になりました。

稲葉市長から提案された内容はほぼ義務費のみ、
学校の耐震工事やココバス新規路線、障害者自立生活センター等々の
新規事業(政策的経費)は含んでいません。

お隣の国分寺市では暫定予算にも政策的経費の3分の1を含んでいますし、
他にも暫定予算でも市民生活への影響を考えて
義務費以外の予算を計上している自治体はあります。

市の答弁では
それぞれの事業への影響の精査もなく、
「原理原則に基づいて」義務費のみにしたとのことでした。

●7会派12人で「政策予算」復活の「組替え動議」提出

事前に義務費のみの暫定予算になるらしいとの情報を受けて
市長予算に反対(退席)した7会派では「組替え動議」の準備を始めました。
予算に対する評価には違いはあっても、
市民生活への影響は最小限にすべきとの考えから
本予算に含まれていた主な事業費から、
否決理由の開発予算を除いた約27億円を復活させることに絞りました。

●なんと!与党的4会派11人からも組替え動議

実は暫定予算への組替え動議というのは全国的にも例がありません。
法的には禁止されているわけではありませんが、想定されていません。
そのため、「違法の疑いがある」との質疑が出ると予想していたのですが、
な、な〜んと!わたしたち以外の残る4会派からも組替え動議が!
市長提案の予算に全議員が組替え動議を出したことになります。
これって、実質的な市長不信任?

4会派からの組替え動議の内容は
予算否決理由の開発予算を含む10事業のみ約23億円の復活でした。

●附帯決議をつけて暫定予算に賛成

7会派の組み替え動議が可決となったため議長が市長に対応を求めました。
7会派からも市長に会談を申し入れ
「時間的に暫定予算の修正は難しいと思うので、
4月中旬までに臨時会を召集し補正予算の提案を」と求めました。
ところがその後の本会議での市長の発言は
・現時点での予算撤回や修正は考えていない。
・わたしの考えは通年予算の中で示したい。
・時期としては状況が整い次第。
というもので、組替え動議の可決にも申し入れにもゼロ回答でした。

そこで、7会派から暫定予算に賛成するにあたって
1)補正予算を調整し、4月中旬までに臨時会を召集すること
2)予算編成過程の情報公開と市民参加の保障を
3)予算情報は全議員に同様に開示すること
という附帯決議を提案、
暫定予算は全員賛成、附帯決議は12人の賛成で可決しました。

稲葉市長と与党的4会派のみなさんは
さまざまな市民生活に関係する予算を人質にして
開発予算の成立を求め続けるつもりのようです。

■ 2 ■ 今後の予定 ■□■□■□■□■□■□■□■□■

3月議会報告の「漢人あきこの市議会レポート」を作成中です。
4/5(月)から朝の駅頭レポートと全戸配布の予定です。
みなさまのご協力お願いします。

また、市長の本予算に反対(退席)した議員7会派での共同ビラも準備中です。
 
 
 2004.3.27 3月議会閉会〜2004年度予算否決 ★メールニュースより

 1.3月議会閉会〜2004年度予算否決
 2.漢人の雑感 
 3.今後の日程


■ 1 ■ 3月議会閉会 ■□■□■□■□■□■□■□■□■

●2004年度予算否決

会期を一日延長した最終日の昨日は、
通常の開会時間10時から順調に議事が進み、
お昼過ぎに2004年度一般会計予算が
可否同数、議長裁決で否決となりました。

賛成討論を公明党、改革連合、改革21、自民党、
  反対討論を共産党、市民の党、市民自治こがねいの漢人が行いました。
漢人の討論は近日中にHPにアップします。

●国民健康保険税の値上げ条例と予算は可決

国民健康保険税の値上げ条例は反対7人で可決しました。

●意見書

・中央防災会議に浜岡原発震災の専門調査会の設置を求める意見書
  →→全員賛成で可決
・劣化ウラン弾の廃絶に向けた意見書
  →→賛成多数で可決(正式名称と採決状況は近日中にHPにアップ)
・八ッ場ダム計画の中止を求める意見書
  →→賛成多数で可決(正式名称と採決状況は近日中にHPにアップ)
・東京都子どもの権利擁護委員会の存続を求める意見書
  →→賛成多数で可決(正式名称と採決状況は近日中にHPにアップ)
など、他多数


■ 2 ■ 漢人の雑感 ■□■□■□■□■□■□■□■□■

今回の予算否決の過程には
再開発事業に関し環境面での配慮をすることを市長が約束したため
予算委員会では賛成していた若竹さんが
その後の調査で約束が実行されないことが分かったため、
本会議では退席したという経過もありました。

けれども、「約束」の内容そのものが
再開発事業という性格や、すでに事業計画認可申請中という段階、
また、施行予定者が都市公団であり、市長の約束の範疇を超えていることなど
最初から実行不可能なものだったようです。

そんなごまかしをしてもなお、可決できない予算ということです。
一方、再開発事業についてもう少し勉強していれば、
簡単に見破れる「空手形」だったのではないかと思います。


■ 3 ■ 今後の日程 ■□■□■□■□■□■□■□■□■

3月30日(火)  臨時議会 4.5月分の暫定予算提案
5月24日(月)  臨時議会 新しい2004年度予算提案
6月 1日(火)〜 6月定例議会

 
 2004.3.26 やっぱり2004年度予算否決かも?! ★メールニュースより

■ やっぱり2004年度予算否決かも?! ■□■□■□■□■□■□■□■

最終日のはずの昨日25日は9時間の空転の後、
深夜11時半頃に1日の会期延長だけして延会となりました。
今日の朝10時から再開します。

理由は委員会で予算に賛成した湧く湧く環境クラブの若竹さんが
「退席」に態度を変更したからです。
態度変更の理由は
予算に賛成するにあたって
市長が個人的に約束した武蔵小金井駅南口再開発事業に関する見直し内容を
昨日、再開発施工者の都市整備公団に確認したら
「全く聞いていません」との返事だったからだそうです。

若竹さんが退席すると本会議では「可否同数」となります。
森戸議長(共産党)は可否同数の場合は否決すると表明しています。

若竹さんはじめ、いろんな議員が与党的会派の部屋に呼ばれたり…
再開発地域の地権者のみなさんがやってきて各議員控室をお願いしに回ったり…
わたしたちがいくら再開の申し入れをしても
調整のため時間がいるとうことで
本会議とその前段の議会運営委員会が開かれません。

結局、予算の可決はほぼ諦めたけど、
暫定予算に向けた調整などのために一晩必要、とのことでしたが…?

本日10時からは正常に再開すると、
議会運営委員長が断言しての延会でした。
今日はどうなることでしょう?

 
 2004.3.23A 2004年度予算 委員会で可決 ★メールニュースより

■ 2004年度予算 委員会で可決 ■□■□■□■□■□■□■□■□■

前号で態度不明とお知らせした若竹さんが賛成と決めたため、予算特別委員会では可 否同数、委員長裁決で可決となりました。

また、国民健康保険税の値上げ条例も、厚生文教委員会で賛成5、反対2で可決。
国民健康保険特別会計予算も予算特別委員会で賛成多数で可決しました。
漢人は今回の増税には反対です。

なお、「中央防災会議に浜岡原発震災の調査会を設置することを求める陳情」が3本 出されていましたが、総務企画委員会では全員賛成(退席有り)で採択されました。

最終的な議決は明後日25日の本会議になりますが、今日の各委員会での採決状況と 同じ結果が予想されます。
 
 
 2004.3.23 3月議会大詰め、他 ★メールニュースより

 1.3月議会大詰め 
 2.イベント情報
 3.日曜議会 ネット中継
 4.反戦チラシで逮捕・起訴


■ 1 ■ 3月議会大詰め ■□■□■□■□■□■□■□■□■

>>>>>超高層ビル再開発&借金膨張予算の行方は?

3月議会は昨日で一通りの委員会審査が終了し、今日は積み残した議題に結論を出す 「予備日」」です。国民健康保険税の値上げ条例や浜岡原発震災に関する陳情、そし て来年度予算など。

予算の市長原案の成立は今回も微妙です。

反対を明言しているのは共産党(井上、板倉、関根)、民主党(渡辺、斉藤)、市民 の党(青木、野見山)、生活者ネット(小山、藤村)、市民ウェブ(稲垣)そして市 民自治こがねい・漢人の11人(共産党の森戸さんは議長のため採決には不参加)。
予算への賛成を明確にしているのは公明党、自民党など11人。
まだ、態度を表明していないのは湧く湧く環境クラブ(若竹)のお一人です。

反対の一致点は武蔵小金井駅南口再開発事業の中止と住基ネット見直し。
大きな不一致点は、国民健康保険税の値上げ、退職市職員の再任用。

今日の予算委員会では不一致のまま、共産党市議団単独の予算組み換え動議が提出さ れる予定。25日の本会議に向けての調整が続きます。

超高層25階ビルや大型駐車場など、景観や地下水などの環境破壊や地球温暖化にも
大きく寄与する再開発事業に大きく踏み出す予算です。ぜひ、否決したいです!


■ 2 ■ イベント情報 ■□■□■□■□■□■□■□■□■

3/27(土) 14:00〜 上の原会館 武蔵小金井駅北口5分

 なぜ?いま?  こどものけんり なの?!

   お話:名取弘文さん
        家庭科教諭
        TBSラジオ「子ども電話相談室」解答者
   発言:子どもたち、親、教員、他

 資料代:300円
 保育あります(前日までに要予約)
 主催:つくろう!子どもの権利条例・準備会
 Tel/Fax 042-383-1054(可知)

*小金井では子どもの権利条例策定委員会が進行中です。
 ご注目ください!


■ 3 ■ 日曜議会 ネット中継 ■□■□■□■□■□■□■□■□■

2/29の日曜議会のインターネット中継は3/31までです。
まだご覧になっていない方は、ぜひ、チラッとでものぞいてみてください!
http://www.city.koganei.tokyo.jp/

 ☆日曜議会の各会派の代表質問の通告タイトルは↓でご覧いただけます。
 http://www.city.koganei.tokyo.jp/news/20040227A/20040227A.htm

   ☆質問対象の稲葉市長の施政方針は↓でご覧いただけます。
 http://www.city.koganei.tokyo.jp/news/20040225A/shisei_houshin.pdf

 ★漢人の発言通告の詳細は↓の新着情報からご覧ください。
 http://www.ne.jp/asahi/siminjiti/koganei/


■ 4 ■ 反戦チラシで逮捕・起訴! ■□■□■□■□■□■□■□■□■
前回お知らせした自衛隊官舎に反戦チラシをポスティングしたことを理由に逮捕され た3人が3/19に起訴されました。ご支援をお願いします。

最新情報については立川市議の大沢さんのページをご覧ください。
 http://homepage2.nifty.com/osawa-yutaka/
 
 2004.3.20 WORLD PEACE NOW & 2004年度予算案の行方 

 英米のイラク攻撃開始1周年、世界中で、「イラクへの占領を終わらせよう」「全ての軍隊をイラクから撤退させよう」との行動がありました。その一環の日比谷公園の「WORLD PEACE NOW 3.20」に小金井平和ネットのみなさんと参加。寒かったです!でもその中でも3万人の人たちが集まりました!
 今日は三多摩の地元でも意思表示をしようという呼びかけの「立川から横田基地へのピースウォーク」に参加してきます。

 さて、市議会は予算特別委員会も先週一通りの審議を終え、修正案提出準備をしたいという共産党さんの要請で23日の予備日まで保留になっています。
 今回の予算の賛否の大きなポイントは、@武蔵小金井南口再開発事業 A市職員の再任用の実施 B国民健康保険税の値上げ です。市長提案予算に反対する議員の中でもこの3点についての賛否に微妙な違いがあるため、予算特別委員会ではそれぞれの考え方での修正案(あるいは予算組み換え案)の提出になりそうです。25日の最終本会議に向けて、一本化できればいいのですが…。一致点を探る話し合いも並行しています。
 
 2004.3.19 中学校の卒業式  

 今日は市内の中学校の卒業式。私は緑中に行きました。保護者席には友人・知人も多く、9年前まで働いていた「どろんこ保育所」の頃の子どもたちもいて、最初の校歌合唱からウルウル状態…。子どもたちにとっては小中学校の9年間、わたしも転職に向けての職業訓練校や思いがけない市議会議員への立候補など“激動”の日々でした。すっかり大きくなった子どもたちに我が身を振り返る時間でもありました。
 そんな感慨深さの一方で、東京都教育委員会による「式」のあり方への締め付けの厳しさは、朝日新聞の社説でも取り上げられているとおりひどいものがあります。残念ながら、小金井市教育委員会も都と同じ考えだということがこの間の議会での質疑でも明らかになっています。
 緑中の式はそんな動きと関係があるのかないのか、昨年までとはずいぶん違う印象でした。キリツ、レイなどの子どもたちの動きが「ビシッ!」と揃っていて、体育祭の競技や、舞台の発表を見ているようでした。わたしはとても居心地が悪かったです。ここは評価が分かれるところですね。教育委員会的には「模範」的なのでしょう。
 ちなみに「国歌斉唱」の時、来賓席ではわたしと隣の共産党の井上市議が着席しました。
 
 2004.3.11 委員会の日々&一般質問のご報告  

 議会は、議案提案と一般質問といういつもの内容に加えて、今回は日曜議会での施政方針への質問と地下水湧水条例の可決と、盛りだくさんの前半の8日間の本会議が終わり、昨日から各委員会が行われています。

 昨日の厚生文教委員会では今議会の焦点の一つである「国民健康保険税の値上げ」条例の審議をしました。国保や医療の制度そのものの問題が大きいのですが、当面の判断は、予測される赤字を“直接の保険税の増税で埋める”か“一般会計をやりくりして市税全体から埋めるか”“その割合をどうするか”です。採決は関連する予算特別委員会の審査後まで保留にしました。

 今日は建設環境委員会。二枚橋焼却場の建て替えに関しての報告があり、少しだけ質疑がありました。

 明日は総務企画委員会。「中央防災会議に浜岡原発震災専門調査会の設置を求める意見書を出してほしい」という趣旨の陳情3本が審査されます。武蔵小金井駅南口再開発地域に予定されている「市民交流センター」にも新しい動きがあるようです。

 来週は予算特別委員会です。


 では、一般質問について簡単にご報告します。

市民参加条例いよいよ4月1日スタート

(1)9カ月の準備期間は必要だったのか。


 市民参加条例は昨年6月議会で可決。施行日は、後日市長が翌年度4月1日と定めました。この9カ月間にいろんな準備がされているべきなのにとても不十分なことが分かりました。特に市民・職員への周知が決定的に不足です。いま、駆け込みで作っている市民へのお知らせパンフレットは、作成過程で市民の声を全く取り入れていないなど、「市民参加条例」の準備過程とは思えない残念な現状です。

(2)市の会議は公開が原則となることについて

市の会議 といえば、市役所内のいろんな会議を全部指すと思いますよね。条例の策定委員会でもそういう確認がされていました。ところがこれは「附属機関(審議会)等の会議」のことだと施行規則で読み替えています。それはおかしい!!と指摘し、あくまで当面のことで、職員による内部会議も公開できるものからしていくと確認しました。
 その上で、情報公開条例で定めた非公開情報(プライバシーなど)を扱う会議は非公開になります。

広報 実質的に「公開」するには、公開する会議の存在や開催予定を積極的に広報していく必要があります。市報、HPなどを充分活用することを確認しました。会議情報の広報では長野市のHPがとてもわかりやすいので参考にするよう求めました。

傍聴 これまで傍聴者が氏名住所を書くかどうかはバラバラでしたが、4月からは原則書かないことになります。議会の傍聴手続きも変えようと提案しています。

会議録 公開には会議録の公表も含みます。内部会議も会議録を作成します。審議会等の会議録は全て第2庁舎6階の情報公開コーナーと図書館2階の参考資料室、本庁舎4階の議会図書室に置くことになります。

(3)附属機関等への市民参加について

 対象となる附属機関等は現在50数種類あります。「学校運営委員会」は対象外とのことですが、市民の立場から発想して合わせて広報するよう再考を求めました

 4月からは、公募を含む委員の選任(改選)時期や選考方法の広報、選考結果を含む選任された委員名の公表は市報・HPなどを通して行われますが、予定が立ち次第、できるだけ早い時期から広報するよう求めました。特に4月には年間スケジュールを発表することは何度も確認しました。

 また、「附属機関等」というのは全くわかりにくいことばです。市民への広報には他でも使っている「審議会等」で統一してはどうかと提案しました。

(4)市民参加推進会議について

 4月早々から広報して、6月頃には設置の予定とのことです。  
 
 2004.3.9 ついに「地下水と湧水を保全する条例」が全員賛成で可決!

 昨日の本会議で、「小金井市の地下水と湧水を保全する条例」が全会派による提案で可決しました!!!

 生活者ネットのお二人での提案が3年ちかく前、その後わたしも含む6会派の議員で共同検討会を重ね、昨年の6月議会に再提案、最終的には昨年の11月から全11会派と市の環境部との合同検討を経ての昨日の可決です。

 小金井市は市民の活動も活発だし、農工大、法政大、学芸大と「水」に詳しい研究者の方も多くいらっしゃいます。たくさんの市民、研究者、市や都の職員のみなさんにいろんなご指導や助言をいただいて創ることができました。また、そのアドバイスを受けて、この地域の中でさらに活用され育っていく要素を持った内容になっています。

 東京都では初の条例です。地下水保全は単独自治体では実現できません。「水と緑」の小金井市から周辺自治体へと波及させていきましょう。
 施行は来年の1月の予定ですが、それまでの間にも専門家会議を開いて規則などをしっかりと準備していくことになっています。
 
条文はこちらでご覧いただけます。
 
 2004.3.1 日曜議会と不当逮捕の報告 〜メールニュースより 

☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━***
   市民自治こがねいメールニュース  2004.3.1 訂正&報告
***━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆

さっそくの訂正で申し訳ありません。
「創刊号」でお知らせした日曜議会のインターネット中継は
★★「3/1」からではなく、「3/3」からです。★★

すでに小金井市HPを探してしまった方がいらしたらゴメンナサイ!

訂正のついでに報告を2つ…

■その1■ 三多摩初!日曜議会in小金井の報告 ■□■□■□■□■□■
傍聴者は80人!
4階本会議場の40席の傍聴席からあふれた方には
3階の会議室でモニターテレビでご覧いただきました。

傍聴に来ていただいたみなさま、ありがとうございました。
暖かい感想や厳しいご指摘などお寄せいただいています。
相変わらずの早口でしたが、
市長との考え方の違いは明確にできたと思います。

日曜議会をご自分のまちでもと、他市の市民や議員も来てくれました。
一日傍聴してくれた東久留米市議の池田さんからの感想の一部を紹介します。
------------------------------------------------
1.「さん」づけで呼び合うのは新鮮。
2.自民党が2人しかいなかったのが新鮮。
3.その2人でも意見が違う採決をしているのも新鮮。
 東久留米市議会での常識、会派拘束は時代遅れだぞ。
4.ほとんどの市議が議員バッジを付けていないのが新鮮。
5.質素な議場が新鮮。
------------------------------------------------
では、インターネット中継をご覧ください。
http://www.city.koganei.tokyo.jp/


■その2■ 反戦チラシを配ったら、1カ月後に逮捕?! ■□■□■□■□■
日曜議会でも触れましたが、立川の反戦グループが、
1月に市内の自衛隊官舎に反戦チラシをポスティングしたことを理由に
6か所もの家宅捜索を受け、メンバー3人が逮捕されてしまいました。

立川自衛隊監視テント村
(パソコンが押収されてしまったため更新がストップしています)
 http://homepage2.nifty.com/osawa-yutaka/

最新情報や抗議行動については立川市議の大沢さんのページをご覧ください。
 http://homepage2.nifty.com/osawa-yutaka/
 
 
 2004.2.27 市民自治こがねいメールニュース 創刊号!  

 本日「メールニュース」を創刊しました。ご希望の方にはお届けします。
創刊号を以下に転載します。


☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━***
   市民自治こがねいメールニュース  2004.2.27 創刊号 
***━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆

《漢人あきこの市議会レポート》をお届けしているみなさま
お世話になっているみなさま

このたび、速報性と経費削減の両面から、メールニュースを創刊!しました。
発行は必要に応じて不定期です。
よろしくお願いします。

同趣旨のFaxニュースと重複して届く方もいらっしゃるかもしれません。
ご不要の方、どちらか一方のご希望の方はご連絡ください。
ご意見などもぜひ、お寄せください。

なお、3月議会のお知らせのレポート最新号(2/24発行)は
今週火曜日から朝の駅頭で配布しています。
暖かくなったからか、受け取っていただく方が増えています。
みなさまへのお届けは、3月中旬の散歩だより発送時までお待ちください。
HPにはアップしていますので、ぜひご覧ください。
http://www.ne.jp/asahi/siminjiti/koganei/

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■2月29日(日)三多摩初の日曜議会を開催します。ぜひ、傍聴を!
 漢人は11:10〜11:30。
 3/1〜3/31まで小金井市HPからインターネット録画配信もします。
 
 ☆日曜議会の各会派の代表質問の通告タイトルは↓でご覧いただけます。
 http://www.city.koganei.tokyo.jp/news/20040227A/20040227A.htm
 
 ☆質問対象の稲葉市長の施政方針は↓でご覧いただけます。
 http://www.city.koganei.tokyo.jp/news/20040225A/shisei_houshin.pdf

 ★漢人の発言通告の詳細は↓の新着情報からご覧ください。
 http://www.ne.jp/asahi/siminjiti/koganei/

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■一般質問は、3/3(水)〜3/8(月)の4日間。
 漢人は3/4(木)午後2:00頃からです。傍聴にいらしていただけるとうれしいです。

 各議員の通告内容は3/2から市役所HPの最新情報からご覧いただけます。
 http://www.city.koganei.tokyo.jp/

 ★漢人の発言通告の詳細は↓の新着情報からご覧ください。
 http://www.ne.jp/asahi/siminjiti/koganei/

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■HPでは「あれやこれやレポート」など随時更新しています。見に来てください!
 そろそろリニューアルもしたいと思っています。
 ご意見、アドバイスもお待ちしています。
 http://www.ne.jp/asahi/siminjiti/koganei/

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漢人 明子
ZWS00446@nifty.ne.jp
http://www.ne.jp/asahi/siminjiti/koganei/
 
 
 2004.2.26 市長の施政方針への日曜議会での質問通告を出しました。  

 通告内容は以下の通りです。
20分という限られた時間ですから主に2と3について質問する予定です。
わたしの質問は11:10〜11:30です。
 「前人樹を植えて 後人涼を得」−むすびの中で引用されていることわざですが、むしろ、大きく育てたつもりの木が後年枯れてしまうことが心配です。いま、立ち止まる勇気こそが必要ではないでしょうか。

1.なぜ、イラクに自衛隊派兵
 自衛隊員が「殺す」「殺される」可能性についてどう考えていますか。

2.ダントツ世界一!719兆円の借金大国
 国の予算への言及はありますが、我が国の財政事情の最も問題とすべき異常な借金依存と、その結果としての膨大な債務残高には全く触れていません。地方自治体の長としての、この現状に対する見解と小金井市の予算編成における考え方を伺います。

3.温暖化はテロより危険
 地球温暖化の安全保障問題への影響についての米国防省の内部レポートが温暖化が国際的・国内的な安定にとってテロより脅威だと述べていることを英オブザーバー紙が報道しているそうです。
 地球環境問題は、市政運営全体に係わる重要な視点として全ての施策に反映されるべきではありませんか。

4.いま、必要なのは市民参加
 市民参加条例施行により、市政のあり方を変える展望を持っていますか。

 
 2004.2.25 明日から3月議会! 一般質問は「市民参加条例」です。  

 いよいよ明日から定例議会の開会です。
 一般質問の通告締め切りと議会運営委員会は一昨日でした。

今回の私の一般質問は3/4(木)午後2:00頃から、通告内容は以下の通りです。


市民参加条例いよいよ4月1日スタート

(1)9カ月の準備期間は必要だったのか。


 市民参加条例は昨年6月議会で可決。施行日は、後日市長が翌年度4月1日と定めた。9カ月もの施行準備期間が必要だったのか。

@施行日を9カ月後の翌年度4月1日とした理由
A市民・職員への周知は準備期間に行うべきであった。今後の予定は。
  
(2)市の会議は公開が原則となることについて

@例外的な非公開会議とはどのようなものか。
A公開とは、傍聴の自由、会議録の公表、報道の自由と考えてよいか。
 傍聴を呼びかける開催予定の広報はどのように行うのか。
B傍聴者に氏名等の記載を求める場合は個人情報保護条例に則り慎重に行うべきであり、原則必要ないのではないか。
C全ての会議録は市役所情報公開コーナー、図書館参考資料室、議会図書室等に設置されると考えてよいか。
D会議録の発言者名は原則記載するべきではないか。

(3)附属機関等への市民参加について

@対象となる附属機関等は現在いくつあるか。
 これまで使われてきた「審議会等」との用語の整理が必要ではないか。
A公募を含む委員の選任(改選)時期や選考方法の広報、選考結果を含む選任された委員名の公表はどのように行うのか
B公募委員の選考方法はどう改善されるのか。

(4)市民参加推進会議について

@設置に向けたスケジュール


 議会日程などは「市議会レポート」のページをご覧ください。  
 
 2004.2.21 「さわのはな」を食べる会 

 昨晩、市民自治こがねいの事務所で
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「さわのはな」を食べる会
………「ネットワーク農縁」との交流会………
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と、いう集まりをしました。

 「さわのはな」は、山形県の最北端「新庄」の農家が、販売用とは別に自分たちで食べる分だけ作ってきた在来種のお米の銘柄。「ネットワーク農縁」は、地球生態系にやさしい農産物(米)などの生産−流通−消費に携わる生産者と消費者との提携グループです。2年くらい前から事務所の有志で、この「さわのはな」の共同購入をしています。

 昨日は、その新庄の生産者の高橋さんと吉野さん、「農縁」事務局の阿部さんと近隣市の会員の方もご参加いただいての交流会でした。
 いつもは書類の散乱する事務所のテーブルをきれーいに片付けて(大変でした!)、替わりに並んだのは新庄から持ってきていただいた地元のカブの漬け物、フキとカノカというキノコの煮物、キッチン暁子さんのお総菜たちと豚汁、そしてもちろん「さわのはな」。大豆トラストの手作り味噌も好評でした。
 昨晩は高橋さんと吉野さんの米作り、味噌造り、堆肥化プロジェクトからバイオマス、さらに獅子舞など地域での様々な活動の様子や思いを楽しくうかがうことができました。

 「さわのはな」や「農縁」については、ネットワーク「農縁」のHPをぜひご覧ください。遺伝子組み替え食品や大豆トラスト、水田トラストなどの情報満載です。新庄の写真もステキです。


 昨日は、議会の全員協議会で、石原都知事の元で構想されている「環状メガロポリス構造」なるものに小金井のまちづくりも位置づけさせようという「都市計画区域の整備、開発、保全の方針」(案)の説明があり、その後には3月議会の議案・予算案の説明会もありました。
 今日は、市議会レポートをつくります。
 
 
 2004.2.19 二枚橋焼却場の建て替え計画の概要が発表されました。  

 2月26日から3月議会が始まりますので、1週間前の今日、来年度予算を含む議案が届きました(届く先は議会の各議員の控室です)。この内容については近日中にお知らせします。

 今週は16日の月曜日に二枚橋衛生組合議会があり、日本最古といわれている焼却場の建て替え計画の概要が発表されました。続いて昨日18日にはわたしも会員の小金井のごみを考えるトンボの会主催で「二枚橋議員と話す会」が東町の友愛会館で開かれました。  二枚橋衛生組合は調布市、府中市、小金井市の3市による一部事務組合ですが、三市の抱える様々な事情や政治風土、議会のあり方がかなり異なるため、「焼却場の建て替え」の話がそれだけでは進みません。

 今回示された案の主な点は次の通りです。
・現在地で、処理能力200t/日(100t炉が二つ、実際の処理量は147t)を基本とする。
・調布市は三鷹市との新ごみ処理施設の覚書を堅持したうえで二枚橋の協議を継続する
・「ストーカー式」焼却炉を採用し、「+灰溶融炉」も検討する。
・平成22年度に現施設を撤去し、26年度に竣工予定。
・工事中は近隣施設等に焼却委託する。
・工事費は、工事中の焼却委託費も含んで250億円
 (内訳は、国の補助金:33億円、借金:63億円、各市からの持ち出し:154億円)
 *今年から施設解体工事への国の補助金ができましたが金額はまだ分かりません。
・煙突の高さは60m(調布飛行場があるので高くはなりません)
・58人いる職員は順次各市に移管する。

 16日の議会では、簡単な説明と質疑の後、各市持ち帰りとなりました。
 次の7月の二枚橋議会に向けて、小金井でも市議会や焼却場近隣のみなさんを中心に検討や意見交換の場を持っていかなきゃいけませんね。

 
 2004.2.17 議長会の議員研修会「北京のチョウチョ」と議員表彰  

 東京都市議会議長会主催の「議員研修会」がありました。三多摩26市の議員が各市から専用バスに乗って府中の会場に大集合する毎年の行事です。そこで行われるのは「永年勤続議員表彰」と講演。

 議員になって以来7回、毎年出席してきましたが、「研修」としての成果があったと思えたのは、内容は忘れましたが篠原一さん(東大名誉教授・政治学)と、今日の北川正恭(前三重県知事、早稲田大学教授)の講演「地域自立とマニフェスト」の2回だけです。

 北川さんのお話は全国の3300の自治体が「北京のチョウチョ」になって閉塞した日本を変えよう!という力強い内容でした。
 「北京のチョウチョ」というのは「北京でチョウチョがはだたくと、遠く離れたニューヨークでハリケーンが生じる」という思いがけない小さな動きが大きな変革を招くことがあるというカオス理論でよく使われる表現とのことです。県議、国会議員、改革知事としての経験と実績を元に語られる地方分権、自治体の可能性にはワクワクするものがありました。
 このくらいの内容があれば税金のムダとは言いません。

 この議員研修会の内容や議員表彰制度のついて、「市民自治をめざす三多摩議員ネット」で見直しや廃止の申し入れを各市議会議長会に行っています。詳しくは、議員ネットのページをご覧下さい。
 
 
 2004.2.13 「こども条例」推進委員会に15〜17歳の子ども委員   

 「高知県こども条例(仮称)」が今月24日からの県議会に提案されます。可決されれば4月から施行となり、都道府県では初めての「子どもの権利」条例です。
 この条例案では、具体的な計画や施策を検討する推進委員会に、子ども当事者を委員として入れることにしたそうです。川崎市など、子どもの権利条例の先進自治体でも、子ども自身が実際の計画作りに参画している例はまだありません。

 さて、小金井でも多摩地区では初めての「子どもの権利条例策定委員会」が開催されています。が、先日傍聴してビックリ! 日本も批准している国連の「子どもの権利条約」の条例化のはずなのに、ナント!この検討委員会の委員さんの中には、どうもこの条約自体に反対の考えを持っている方が何人かいらっしゃるようです。話し合いもトーゼン難航しています。この方たちにとっては、子ども委員なんて論外って感じです。

 そこで、同じ様な危惧を持つ傍聴者の方たちにも呼びかけ、「子どもの権利」って何だろう?というシンポジウムを企画中です。
 3月27日(土)午後 子ども電話相談室や「ナトセンのおもしろ学校」でおなじみの、現役家庭科教師・名取弘文さんをお招きします。来週には詳細をイベントページにアップします。
 次の準備会は2月17日(火)19:30〜小金井公会堂D室です。関心のある方、どなたでもご参加ください。
 
 
 2004.2.10 引導を渡す  

 先週、叔父の葬儀があり、浜松に行って来ました。
 長いお経の最後の方でお坊さんが突然両手を拡げて「××!」と叫びました。「ハァ」だったのか「エイ」だったのか…後で聞いたら、あれは「引導」を渡したのだそうです。「いろいろあるだろうけど、さあ、あの世に行きなさい!」という意味で、宗派によるようですが、叔母達によると浜松の方ではたいてい「××!」があり、今か今かといつもドキドキするとか。東京が長い母達は「そういえば東京じゃ聞かないねぇ」とも。
 相手の命が尽きたことを宣言する=最終的な宣告をする喝を入れるわけですから、跳び上がるような「××!」に納得です。
 残される者たちにも意味のある儀式のように思いました。

   武蔵小金井駅南口再開発事業にも、「××!」が必要なんでしょうね。
 
 2004.1.31 特別支援教育★年金改革★民間委託  

 1月下旬の学習会等の報告です。

■1/20〜21「市民自治をめざす三多摩議員ネットワーク」研修合宿
@東京都の特別支援教育
/都教育庁学務部 計画調整担当 中島副参事
指導部 盲・ろう・養護学校教育担当 小林副参事
特別支援教育担当 半澤主任指導主事
 東京都の今後の心身障害教育の在り方を検討してきた東京都心身障害教育改善検討委員会が昨年12月に出した最終報告についての説明をしていただきました。あくまで審議会の答申であり、これに基づいて都の行政計画を立てていくし、国の法律改正や予算付けがなければできないことばかりだということが分かりました。ごく少数対象の障害者教育から、LDなど広く支援の必要な子どもへの教育へ、という考えはいいのですが、教員の研修や配置、施設整備などの予算が保障されなければ、新たな区別=差別作りになってしまいます。
 また、盲・聾・養護学校は統合されて残るので、重度、重複障害児の地域で学ぶ権利が依然侵害されたままだということにも異論があります。
 保護者の方からは、養護学級、養護学校が無くなるのではないかとの不安の声が大きいとのことですが、だから現状維持ではなく、その不安を取り除けるほどの普通学級の受け入れ態勢の整備が必要です。


A地方財政計画について/大和田一紘さん(三多摩問題研究所、埼玉大)

B年金基礎講座/長谷川陽子さん(社会保険労務士)
 実は年金の仕組みや歴史ってよく分かっていませんでした…。でも、実はそういう議員ネットの会員も多い、ということがわかり「基礎」講座となったのでした。戦前からの厚生年金に戦後国民年金が加わり、さらに基礎年金との2階建て方式に変わってきた経過や、その不十分な改革ごとに隙間に落ちてしまっている人がいることなどが整理できました。長谷川さんのお話は基本的な視点に憲法25条があり、具体事例にも富んでいてストンと落ちるものがありました。
国民年金法 第1条(国民年金制度の目的)
 国民年金制度は、日本国憲法第25条第2項に規定する理念に基き、老齢、障害又は死亡によつて国民生活の安定がそこなわれることを国民の共同連帯によつて防止し、もつて健全な国民生活の維持及び向上に寄与することを目的とする。

憲法 第25条(生存権,国の社会的使命)
(1)すべて国民は,健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
(2)国は,すべての生活部面について,社会福祉,社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。
C民間委託を考える/佐藤ひろこさん(中野区議)
  −中野区公立保育園の指定管理者制度による民間委託の報告から
 区の正規職員は増やせない、時間外保育への希望や待機児などへの対応を早急に進めたいと、地方自治法改正で新たにできた指定管理者制度を使っての公立保育園2園の民間委託を進める中野区。その中野区長を支持し、公共サービスを「官」ではなく「民」の力で拡充していこうと主張する佐藤さんにレポートをしていただきました。
 保育園・学童保育所の民間委託などが諮問されている児童福祉審議会委員など3人の小金井市民も参加してくれました。
 佐藤さんのお話にはうなずくところもあり、首を傾げるところもありでしたが、とても細かい何ページにもわたる委託事業者の選定基準のチェックリストや、今後の第3者チェックや事業者の情報公開のあり方など、とにかく注目すべき取り組みです。


■1/25「虹と緑」関東ブロック政策研究会
@住基ネットと公的個人認証−これからの電子自治体−
  /西邑 亨さん(フリーライター・JCA-NET理事・反住基ネット連絡会)

A年金改革のカラクリ/岩瀬達哉さん(ジャーナリスト、「年金大崩壊」著者)
 議員ネットでの基礎講座と、この岩瀬さんの年金利権の構造とセットで、今の年金制度の実態と政府の改革案の嘘がよく分かりました。「年金大崩壊」で暴いた年金官僚達のあきれた実態と、イギリスなどヨーロッパの年金制度の紹介を通して、年金制度に最も必要なのに日本にないのは「信頼」。5年後の次の改正に向けて年金の広範な関心を拡げていきたいというのが岩瀬さんのメッセージでした。
 
 2004.1.27 「今から再開発なんてするもんじゃありません」  

 この1週間は議員のネットワークでの政策研究会や委員会視察など、充実した「学び」の日々でした。少しずつ報告していきます。

 タイトルは再開発担当の駅周辺整備調査特別委員会で伺った関西の二つの市の担当者のことばです。22日(木)兵庫県川西市と23日(金)東大阪市。関西弁で書けないのが残念です。
 どちらも小金井市の再開発担当部長の紹介で「先進市」として選んだ視察先です。

 特に川西能勢口駅付近はいくつもに分割して再開発によるまちづくりをしてきましたが、バブル以降のものは、ビルの床が売れなくなり、市が10数億円も出して第3セクターが買い取ったり、何億円も貸付をしたり、全国初のデベロッパーと銀行の数10億円の債権放棄を申し立てたりと、「破綻再開発」の先進事例のオンパレードでした。
 実は破綻の概要は事前調査で分かっていたので、どう質問しようかと考えていたのですが、その必要のない程に、はっきりと詳しく説明してくださいました。川西市の担当部長さんは破綻処理に本当に苦労された経験から、これから無謀にもキーテナント頼みの破綻が目に見えている再開発事業を始めようとしている小金井市の私たちに誠実に対応してくださったのだと感じました。

 東大阪市も視察先の布施駅前はうまくいったようですが、その後に着手した別の駅前の再開発事業ではやはりビルの床が売れなくて処理にご苦労されているとのこと。

 ホントに、まさか視察先の2人の担当部長(お一人は元)さんから「やめた方がいいですよ」(とストレートにはおっしゃいませんでしたけど)とアドバイスいただくとは思いませんでした。
 武蔵小金井駅南口再開発に市は何10億注ぎ込む覚悟なんでしょうねぇ…
 
 2004.1.19 自衛隊の先遣隊がイラクに行ってしまいました!  

 新年早々更新が遅れてしまいました…

 お正月をゆっくり過ごした後は、市議会レポートの作成と印刷、イラク派兵反対の取り組みなどに追われ、アッという間に1月も下旬を迎える頃になってしまいました。

 1月11日(日)には、国立の上原市長などが発起人で、私も呼びかけに名を連ねた「アクション111」(公式HP)というイベントがありました。1月11日1時11分から1分間、全国一斉にイラク派兵反対の音をたてよう!というもので、全国各地で集会なども開かれ、1万2千人が参加したそうです。私は武蔵小金井駅前でリレートークをして参加しました。メールでの急な呼びかけに応じてくれた8人でのアピールでした。「今、全国各地で派兵反対の音を立ててま〜す」っていうのは、なかなか楽しい気分でした。

 16日(金)にはイラク派兵反対の小金井市民集会とピースウォークがありました。市内の労働組合や政党などの呼びかけに、私も含む市議会議員など39団体などが実行委員会に参加したものです。200人の参加があったようです。

 17日(土)18日(日)は、私の参加する三多摩議員ネットの呼びかけで「NO!自衛隊のイラク派兵 三多摩から首相官邸へ ロングローングピースウォーク」がありました。1日目は立川駅北口から井の頭公園、2日目は井の頭公園から首相官邸の全長40q近く。わたしは2日とも朝からお昼までの参加でしたが、いろ〜んな参加者、参加方法があり、おもしろかったです。立川市議の大沢さんのHPに詳しい報告があります。ぜひご覧ください。

   昨日、バクダッドの米英占領軍本部前で自爆攻撃があり、20人が亡くなりました。ほとんどがイラク人だったようです。フセイン元大統領拘束後最大の犠牲者とのこと。そして、16日に日本を出た陸上自衛隊の先遣隊が、今日、イラク国内に入りました。  
 
 2004.1.5 シカゴの元気と希望で年明け  

 あけましておめでとうございます。

 今年のお正月は、サラ・パレツキーの女探偵“V.I.ウォーショースキー”シリーズで過ごしました。Vはヴィクトリア、ヴィグと呼ばれています。舞台はアメリカ・シカゴ。40歳を超えて疲れも出てきたのに、相変わらず無茶を繰り返しながら、いろいろな社会問題が絡む事件の糸をほぐしていくヴィグです。このシリーズを読んだ後はいつも自分もちょっと強くなった気がします。

 同じくシカゴ。シカゴ・トリビューン紙の「民主党候補の中で、リードしている候補者は誰か?」という調査でデニス・クシニッチ候補がダントツトップに躍り出たというニュースが伝わってきました。デニスは最も平和に近い大統領候補です。詳しくはこちらを、ご覧ください。

 自衛隊のイラク派兵への反対から始まる2004年になってしまいましたが、シカゴからの元気と希望に少し励まされての新年のスタートです。

 今年もよろしくお願いします。