小金井市議会は他の議会に比べればずいぶんと民主的なところです。
でもまだまだ??なところもあります。
漢人は市民の視点に立った開かれた議会をめざして、
さまざまな議会改革を提案しています。

★2005〜 (漢人3期目)

 「開かれた議会をめざす会」が、「議会活性化等に関する調査」の報告書を発表しました。今回は全国の806市区議会対象で、回収率は前回同様94%(764議会)です。
 小金井市議会は全国4位です。議会基本条例を市議会で最初につくった三重県伊賀市議会がトップ。三鷹市議会が2位に入っていますが、HPの活用が進んでいることで高得点になったようです。小金井市議会のHPは…、今後の課題です。(2009.1.30)
 詳しくは↓をご覧ください。
・議会活性化等に関する調査 2008年12月

 「開かれた議会をめざす会」が関東全域を対象に「議会活性化等に関するアンケート調査」をしたところ、94%の181議会から回答があり、小金井市議 会がナンバーワンとなりました。
 詳しくは↓をご覧ください。
・議会活性化等に関するアンケート調査とその結果について
・議会活性化調査ランキング
・議会活性化等に関するアンケート調査書及び採点



★2001〜2004 (漢人2期目)

 2003年4月以降も議会運営委員会で「議会改革に関する諸問題の調査」を継続し、持ち越した課題や新たな課題について検討を行いました。

 2002年4月から2003年3月にかけて13回の議会運営委員会を開催し「議会改革に関する諸問題の調査」を行いました。
 漢人も議会運営委員として積極的に改革に取り組みました。
 67項目について検討した結果、「一般質問の対面式」などすでに実施しているものや、「夜間、休日議会の開催」や「議会案内パンフの作成」など今年度の実施を決めたもの、「審議会等の委員の就任や報酬の辞退」など不一致となり実施できなかったものなどなどがあります。
 報告書は各議員が持っているほか、議会図書室などでもご覧いただけます。三多摩26市の議会事務局にも送られています。お問い合わせください。 
(議会事務局TEL:042-387-9947)
 主な調査検討結果はこちらをご覧ください。           2003.5.11



★1997〜2000 (漢人1期目)

その10  傍聴者の録音やビデオ・写真撮影は原則自由にしましょう
 ・・・と6月の議会運営委員会で主張しましたが、悪用の危惧があるからなどの理由で認めないということになってしまいました。報道関係者が議長の許可を得た場合のみ撮影が認められます。先日傍聴した小金井市エンゼルプラン策定委員会では、傍聴者のテープ録音のことが議題となり、事務局(市)からは認めないようにとの要望が出されていましたが、委員の方から「いいんじゃないですか」という意見が出てOKということになりました。議場のテレビ中継やインターネット公開もされる時代です。わざわざ傍聴に来た人が録音もできないなんて、いったいどうして??重ねて提案していきます。(2000.9月)

その9  議会選出の審議会等の委員は報酬をもらわないことを提案中
 法律で決められた監査委員などはできませんが、ほとんどの委員報酬は市の条例を変えることで議員のみ報酬をもらわないことができます。条例を変えずに返上すると「寄付行為」として公職選挙法違反になってしまいます。議員は原則審議会等の委員にはなるべきではありませんが、なった場合は議員の仕事の一環と考えるべきで、さらに報酬をもらうのは二重報酬のようなものです。漢人から議会運営委員会に提案中です。(2000.9月)

その8  議会選出の審議会等の委員を2001年4月から減員

 漢人は市長の政策策定機関である審議会の委員を議決機関の議員が兼ねるのはおかしい、と一般質問などを通して見直しを提案してきました。審議会委員に議員はならず市民公募枠を増やせという内容も含む「市民参加による行政運営を図るため、審議会等のあり方の改善と、市民参加のための場の設置を求める陳情書」の趣旨採択(1999.3月議会)もあり、議会運営委員会で協議がされました。原則撤退の意見も大きかったのですが、なかなか一致できず、妥協点として4つの審議会からは撤退(9人)、3つの審議会については減員(5人)ということになりました。(2000.6月確認)

その7  子どもも外国籍市民も傍聴できます
 傍聴規則の「市内在住の有権者以外は議長の許可がいる」という項目をなくすよう他会派にも呼びかけて提案。こんな制限は他の議会にもほとんどありません。傍聴規則全体の見直しと合わせて改善されました。(1999.12月)

その6  会議録の「君」表示がなくなりました
 小金井市議会では議長や委員長が会議中に議員を呼ぶ場合、「○○さん」と言います。なのに会議録には「○○君」と表示されていました。他の会派にも呼びかけて見直しの提案をしたところ、議員だけでなく出席職員の「君」もなくして「○○議員」「○○」などの表示に変わりました。(1999.12月)

その5  委員会協議会を原則公開
 どの委員会でも議事録に残したくない話し合いをするときは協議会をします。以前はそれをするためにわざわざ市民が傍聴できない議長応接室に移動していることが多かったのです。誰かのプライバシーにかかわることなど非公開が必要な場合も稀にはありますが、他会派にも呼びかけて原則公開を提案。市民は傍聴席でな〜んにもわからないまま待たされる…ということはなくなりました。

その4  議会の書類が市と同形式の元号・西暦併記になりました
 市の書類は1990年に「市の書類の西暦併記を求める陳情書」の採択によって見直され、市民が記入する書類は元号記入の下に(西暦  年)という欄が設けられました。ところが陳情を採択した議会の書類は改善されないままだったのです。漢人から議長に申し入れすぐに改善されました。元号も( )の西暦もない「   年」のみにできればもっといいのですが。(1999.6月)

その3  ひとり会派も議会運営委員会と会派等代表者会議に平等に参加
 小金井市議会ではひとり会派はグループを組めば議会運営委員会、会派等代表者会議にも代表を出せるという申し合わせになっていて、97年の委員選出の時には3つのひとり会派間で漢人はグループを組めないといわれてどちらからも排除されてしまいました。根拠の不明確なグループという基準はおかしいと主張してきた結果、99年の議会運営委員選出時からひとり会派全体から選出基準に基づいた人数を話し合いか選挙によって選ぶことになりました。(1999.5月、2000.6月)

その2  議会運営委員会を協議会も含めてほとんど公開
 議会運営委員会は他の委員会と違って、委員会もほとんど非公開でした。漢人は当選当初いろいろあって、議会運営委員会の委員になれませんでした。そのため、議員傍聴やオブザーバー参加を求めていたところ、1年越しの検討の結果、すっきりと全面公開。もちろん市民も傍聴できることになったのでした。ちょうどいいタイミングで「議会運営委員会の公開を求める陳情書」も出されました。議会運営委員会を協議会も含めて公開でやっているところはまだあまりないようです。(1998.5月)

その1  「議員野球部は公務ではない、今後事務局職員の手は煩わさない」と確認されました
 県議会野球大会参加のための議員・職員の旅費などを市民オンブズマンが問題にし、いくつかの裁判も展開されています。小金井市議会にも議員野球部があります。漢人は女性は参加しにくい競技だし、練習だ試合だとお世話に走る議会事務局職員のあり方、何よりも全員参加が当然のようにいわれたことに疑問を感じて入部しませんでした。不参加は若竹りょう子さんと2人だけ。小金井市では市議会議長会主催の親善大会への参加は議員は自費、職員は公務としてお世話してきたのですが、上記のように確認されました。(1998.4月)
 その後、世の中の動きに影響されてか三多摩議長会主催の親善野球大会参加市が減ってきたため、さらに半数以下になったらやめる方針が確認されたそうです。小金井チームは99年から不参加。野球ではなくボーリングをしたり議員懇親会化しているようです。(2000.10月)
 小金井市議会では、2001年改選後、議員野球部は廃部になりました。(2001.4月)