2004.12.23 市長の予算流用は違法!&12月議会終了 ★メールニュースより

 稲葉市長の議会議決無視の再開発予算流用の違法性を訴えた訴訟の東京高裁の判決が21日に出ました。詳しくは裁判のページをご覧下さい。
 22日に新聞各紙が報道していますが、タイトルはじめ取り上げ方が大きく異なりますので、簡単に紹介します。

★「違法」強調

読売新聞はタイトル10行4段の大きな記事です。
武蔵小金井駅南口再開発
二審も予算流用「違法」
  高裁判決 市議団の控訴は棄却 

毎日新聞はタイトル9行4段、大きな写真付きです。
小金井市の予算流用訴訟
「違法認定」高裁も支持
  請求は棄却 市の損害認めず

★「棄却」事実中心

産経新聞はタイトル4行2段の小さな記事です。
小金井市長の予算流用
「損害なし」と棄却

朝日新聞はタイトル1段4行、一番小さな記事です。
控訴審判決でも市議の訴え棄却
武蔵小金井駅再開発



 いろいろあった12月議会でしたが、最終日は5:00前に穏やかに終わりました。
陳情がたくさんでた議会でした。
貫井南の多摩青果跡地と玉川上水小金井橋の二つのマンション計画についてと
学校給食のビン牛乳継続や災害時活用、民間委託問題について、など。
なお、家庭ごみ有料化条例への反対討論をアップしましたのでご覧ください。
 
 2004.12.16 再開発予算凍結解除について市長報告の本会議 ★メールニュースより

■再開発予算凍結解除について市長報告の本会議

稲葉市長は先週金曜日に、再開発予算の凍結を解除して事業認可に向けた手続きを始 めると発表しました。
その後、議会決議に反する市長の行為に抗議して、厚生文教委員会、建設環境委員 会、総務企画委員会とも議案を残して散会となっています。
この事態を受けて、市長は「市長報告」をしたいからと本会議の開催要求を議長に行 い、昨日開催されました。
市長は、付帯決議に賛成した22人の議員のうち11人から「凍結解除」の要請が あったことで「議会多数の理解が得られた」と判断したとのこと。そもそもその予算 の執行に反対している23人目の私や議長をはずしての算数など、こじつけでしかあ りません。


■国土交通省に緊急意見書

「武蔵小金井駅南口再開発の事業認可を見合わせることを求める意見書」を緊急に提 案し、可決しました。賛成した議員で、本日、国交省まで届けに行って来ます。
市議会の過半数の同意と関係者の理解を得られるまでは、事業認可を見合わせること と、国交省と東京都が、小金井市と都市再生機構に、全地権者から事業認可に同意す る文書を取り付けるよう要請することというものです。

◆賛成12(共産党、民主党、生活者ネット、市民の党、湧く湧く環境、市民ウェブ 市民自治こがねい/漢人)
◆反対11(公明党、改革連合、改革21、自民党)

また、「稲葉市長の再開発予算の一方的凍結解除に抗議し、市長の責任を問う決議」 も同様に可決しました。
市長だけではなく、自ら提案した「開発予算凍結」の付帯決議について、勝手に凍結 解除要請を行った与党議員にも抗議するものです。


■12/17〜19豊田直巳写真展&講演会「戦火のイラク」他

平和イベント”知”  ・・・・・ ぜひ、ご来場ください!・・・・・

  日時:12月17日(金)〜19日(日)
  場所:小金井市福祉会館(武蔵小金井駅南口5分 042−383−1188)

○豊田直巳写真展「戦火のイラク」(1Fギャラリー)  入場無料
    17(金)〜19(日)10:00〜20:00 (19のみ、18:00まで)

○ビデオ上映「テロリストはだれ?」 入場無料
    17(金)14:00 19:00
    18(土)19:00

○コンサート&講演会
    19(日)13:00 平和のうた/三多摩青年合唱団
         14:00 豊田直巳講演会
                           資料代300円
  
  ☆豊田直巳氏/フォトジャーナリスト。世界の難民や紛争地の人々を取材
  ☆「テロリストは誰?」
     米国の第3世界への「数々の戦争と政権転覆の真相」を描く
     ドキュメンタリー 120分
  ☆三多摩青年合唱団/20代から60代の団員が平和の歌を歌っています

主催:花だいこんの会/042−301−8946(大賀英二)
後援:小金井市教育委員会 

 
 2004.12.10 え〜っ!開発予算の凍結解除  ★メールニュースより

■ 1 ■ 開発予算の凍結解除 ■□■□■□■

 9月議会で、与党系と共産党の提案で武蔵小金井駅南口再開発などの開発予算を凍結 する附帯決議が提案され、共産党の3人の議員は退席して予算成立に協力しました。
 また、その附帯決議には私以外の22人の議員が賛成しました。そして市長はその決 議に「配慮する」という微妙な発言をしました。
 ところが、本日、緊急の幹事長会議が開かれ、稲葉市長から「予算凍結は解除し、再 開発事業の事業認可の手続きを進める」との報告がありました。
 この間、市民や地権者、さらに昨日は決議を提案した与党系議員からも「凍結解除の 要請」があったことを受けたそうですが、決議に反する市長も、自ら提案した決議を 反故にする与党系議員にもあきれてしまいます。

■ 2 ■ 厚生文教委員会は途中で散会 ■□■□■□■

 予算凍結解除が発表された幹事長会議は、厚生文教委員会の3時休憩中に行われまし た。
 継続2、新規13の計15件の陳情の8番目まで終わったところでしたが、怒った共 産党の板倉委員長は「信用を無くした市長に答弁を求める審議はできない」と未審議 の7本の陳情を残して委員会を散会してしまいました。
 実は残っていた陳情はすべて「学校給食」関係のもの。民間委託や災害時の活用、地 域との関係、ビン牛乳の継続などです。意見陳述の希望も4人の方から出ていまし た。朝から待っていた方もいらしたのに、申し訳なかったです。
 でも、審議が成り立たないという板倉さんの判断には賛成です。

 共産党は委員長も議長も辞職を検討しているようです。

■ 2 ■ 12/12 げんこつまつり ■□■□■□■

気分を変えて
日曜日は小金井公会堂へ!

12月12日(日)15:00開演 20:30まで  場所:小金井市公会堂

<出演者> 詳しくは → http://www013.upp.so-net.ne.jp/genkotsu/
  高田渡
  中川五郎(with HONZI)
  寿[Kotobuki] バンド編成
  花&フェノミナン
  アブライティ
  末森樹
  瑠璃
  K−UNIT
  「東水労バンド」

主催:実行委員会
 
 
 2004.11.30 12月議会日程&一般質問の通告内容 ★メールニュースより

12/2から第4回定例議会が始まります。
今回はアレッというくらい薄い議案書です。

■ 1 ■ 12月議会日程 ■□■□■□■

 2(木) 本会議
 3(金)6(月)7(火)8(木) 一般質問
10(金) 厚生文教委員会
13(月) 建設環境委員会
14(火) 総務企画委員会
15(水) 予算特別委員会
16(木) 駅周辺整備調査特別委員会
17(金)行財政改革調査特別委員会
20(月) 予備日(議会運営委員会・他)
22(水) 本会議


■ 2 ■ 一般質問の通告内容 ■□■□■□■

今回は議長を除く23人のうち22人が通告しています。
わたしの質問は12/7(火)14時頃からで、通告内容は以下の通りです。

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1.住民基本台帳の大量閲覧を制限しよう
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@ 目的、件数など閲覧の現状について
A 営利目的の大量閲覧を拒否しないか
B ストーカー・DV被害者への支援を含む住民基本台帳に係わる個人情報保護のた めの条例の制定を
*住民基本台帳の閲覧はさまざまなダイレクトメールの宛名に使われていますし、個 人情報の悪用も心配です。すでに規制している自治体もあります。
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2.地球温暖化防止のため市役所が率先して二酸化炭素排出量の削減を
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@ 地球温暖化防止対策の緊急性と、省エネ努力の限界について
A 民間事業者の資金とノウハウで施設改善を行うESCO事業を活用して、確実な 省エネルギー対策に早急に着手しないか
B まずは省エネルギーセンターの無料診断による現状把握と改善を
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3.指定管理者制度について
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@ 環境配慮、障害者雇用、男女平等、公正労働などの社会的価値基準、兼業禁止を 選定基準に含むべきではないか
A 指定管理者の情報公開、個人情報保護について
*公の施設の新たな民間委託のしくみ。これまでは「業務」のみでしたが「管理」丸 ごと委託するというものです。どの施設を対象にするか検討中です。

 
 2004.11.27 日の出のごみ最終処分場の情報公開度  ★メールニュースより

■ 1 ■ 「市民交流センター」の早期着工を求める要望書について ■□■

昨日のニュースにさっそく数人の方からご意見などいただきました。
ありがとうございます。
まず、「スタジオ・ジブリが超高層ビル〜」と書いたことは取り消します。
個人と組織は違いますから、混同してはいけませんね。
  ご意見は「同感。ぜひ真意を確かめたい」「小泉某でさえ宮崎ファン」
「宮崎さんに署名をさせたやり方が問題」などなど。
とにかくご本人に真意を確認するのが最初だと思います。


■ 2 ■ 日の出のごみの最終処分場の情報公開度 ■□■□■□■

日の出のごみ処分場=三多摩廃棄物広域処分組合に情報公開条例の制定を求める陳情 が、青梅の市民グループから各市の9月議会に出されました。既にほとんどの議会で 不採択や廃案になっています。小金井では26日の建設環境委員会で審査され、いろ いろありましたが12月議会で再度審査することになりました。
処分組合の土屋管理者(武蔵野市長)は処分組合はいくつも訴訟を抱えていて、情報 公開条例があると裁判で不利になるから作らない、と時代錯誤な発言を繰り返してい ます。
また、最近では、私も参加している議員グループのエコセメント事業の視察を拒否す るということもおきました。
私自身、処分場建設反対のトラスト運動の地権者だったからという理由で市議会とし て申し込んだ視察を拒否された経験があります。
よほど見られては困る現状や、隠さなければならない情報があるのでしょうか?
地元のみなさんが心配するのは当然です。

先週、この処分組合の情報公開に反する姿勢について記者会見を行いました。
(数紙が記事を書いてくれました)
立川市議の大沢さんのHPに詳しい報告がありますのでご覧ください。


■ 3 ■ 家庭ごみ有料化条例 委員会で可決 ■□■□■□■

26日の建設環境委員会で賛成4、反対2、退席1で可決、12月の本会議でも可決 の見通しです。市は来年の10月からの施行を考えているようです。
「有料化」でごみは減量しますが、合わせて行う減量施策が充分でないと一時的 な効果にしかなりません。今の市の状況は、意欲はあるみたいだけど施策の準備が進 んでいないという感じです。ごみ減量施策への強力な取り組みを求める附帯決議を付 けることができないか検討しています。
 
 2004.11.26 ジブリが超高層ビル街の再開発推進?! ★メールニュースより

■ 1 ■ スタジオ・ジブリが超高層ビル街の再開発推進?! ■□■

先週の20(土)の新聞を見てビックリ!
作家の林望さんら小金井市在住の著名人有志が「市民交流センター」の早期着工を求 める要望書を市長に出した。とあり、黒井千次さんや小金井に事務所がある宮崎駿さ んも名をつらねているとあったからです。
市民交流センターは市政の最大の焦点になっている超高層ビル街の武蔵小金井駅南口 再開発計画の一部です。

「未来少年コナン」以来の宮崎ファンとしては、もしや間違いでは?と、市役所にそ の要望書の写しをもらいに行きました。
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(仮称)市民交流センターの建設推進に関する要望書

JR中央線の高架工事が着々と進捗している今、同時進行で進められております武蔵 小金井駅南口再開発事業を早期に推進し、駅前広場の整備と小金井市の文化の拠点と して(仮称)市民交流センターの一日も早い建設に着手していただくことを、心より 要望いたします。
2004年11月19日
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とあり、14人(1人は20日付け)のサインがあります。
宮崎駿さんもジブリの鈴木敏夫さんの名前もありました。

それでも納得できないので、手紙を書こうと思っています。
宮崎作品のメッセ−ジと超高層ビル街やハコモノ文化はとても相容れません。
宮崎さんって、ジブリって、そうなんですか???


■ 2 ■ 12月議会は12/2から ■□■□■□■

29(月)が一般質問の通告締め切りで、日程も決まります。
この議会に向けてマンション建設に絡んだ陳情と請願が出ています。
小金井橋の袂には景観に全くそぐわない5階建てワンルーム。
 *玉川上水ネットのHPで紹介されています。
貫井南町では隣接住宅から60〜80センチに11階!
どちらも業者の対応も悪いみたい…
有効な「まちづくり条例」が早くほしいです。
 
 
 2004.11.22 アッという間のひと月でした。 

 いろいろと慌ただしい上にパソコンの調子も悪く、ひと月も更新が滞ってしまいました。パソコンが思うように動いてくれないと、とたんに仕事も進まなくなり、いかに頼り切っているかがわかります。
 この間にイラクでの香田証生さんの拘束・殺害、アメリカ大統領選とファルージャ総攻撃があり、国会前にも足を運びました。自衛隊の派遣延長なんてトンデモナイです!

 小金井に関しては、二枚橋衛生組合の2009年までの解散が組合議会で正式に決まりました。小金井は新たな公共団体との共同処理を検討するとしていますが、まずは独自のごみの大減量と合わせた新たな中間処理のあり方の検討が求められます。

 また、市民自治こがねいでは水俣の産廃処分場建設反対の市民の会の方との交流や開業助産師の和田みき子さんを囲んでの談話室、共同購入している山形新庄のお米「さわのはな」生産者の方たちとの交流会など、など。
 
11/14「さわのはな」を食べる会
04農縁交流会

ネットワーク農縁のHPもご覧ください。
 
 
 2004.10.24 二枚橋衛生組合、2009年までに解散 ★メールニュースより

新潟の地震、心配です…。あいつぐ台風による被害も…。

■ 1 ■ 決算委員会をやっています ■□■□■□■

 小金井市議会は21日から26日まで決算委員会です。 私は、ごみ減量や温暖化対策の成果や不十分点など、 環境問題を中心に質問しています。最も緊急な重要課題です。 そのなかで、市役所内の清涼飲料水の自動販売機の「半減」への取り組みや、 グリーン購入庁内推進会議(3年間一度も開いてなかった!)の 開催の確認などもできました。 とにかく市役所には率先実行してもらわなくちゃ!


■ 2 ■ 二枚橋衛生組合2009年までに解散 ■□■□■□■

10/23読売新聞朝刊多摩版に
「二枚橋処理場 運営の組合解散へ 2009年までに 3市の枠組み見直し」
という大きなタイトルの記事が掲載されました。
この報道(市がプレス発表したものではないそうです)を受けて、
10/23に市議会幹事長会議が緊急招集され、
二枚橋に関する以下の市当局の方針の説明がありました。
@現在地で建て替え、全量処理する
A今後新たな地方公共団体と共同処理 を検討(相手は全く決まっていない)
B平成21年度までの間に調整がつきし だい二枚橋衛生組合は解散する
C職員移管は平成17年から始める
D財産処分については今後協議する
これは、構成3市に都も入って協議したもので、
1.2は小金井市独自、3.4.5は3市合意の方針とのことです。
正式に決定するのは11/8の二枚橋議会です。


■ 3 ■ お誘い ぜひご参加を! ■□■□■□■

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◎「水俣の命と水を守る市民の会」の水俣市議との交流会
11/3(水・休日)6:00〜市民自治こがねい事務所にて
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あの水俣で大型産廃処分場建設問題が起きていて、
http://kumanichi.com/news/local/main/200409/20040913000337.htm
http://kumanichi.com/news/local/main/200408/20040824000080.htm
反対の会のみなさんが日の出処分場の視察に来ます。
水俣展のつながりで小金井市内に宿泊されることになりましたので、
急遽設定しました。

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◎談話室「まちの助産師として」
    ゲスト:和田みき子さん(開業助産師・貫井南町)
11/5(金)7:00〜市民自治こがねい事務所にて
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この春から出張専門の助産師として 乳房のケアを中心に小金井を歩いている和田さんと、 出産や子育てをテーマにおしゃべりします。
http://www.paw.hi-ho.ne.jp/wadamikiko/#_top
*散歩だより53号4P参照

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◎「さわのはな」を食べる会
    ……「ネットワーク農縁」との交流会……
11/14(日)12:00〜市民自治こがねい事務所にて
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「さわのはな」は山形県新庄の在来種のお米。
「ネットワーク農縁」は地球生態系にやさしい農産物をめぐる生産者と消費者の会。
http://www004.upp.so-net.ne.jp/net-nouen/
生産者のみなさんとの交流会をします。
「さわのはな」食べてみませんか? 
 
 2004.10.17 地域コミュニティの拠点としての学校 

 国分寺で行われた多摩自治体研究会教育研究会の公開研究会に参加しました。テーマは「地域運営型学校をどうつくるか〜学校運営協議会の課題と可能性〜」です。

 今年6月に『地方教育行政の組織及び運営に関する法律』が改され、各教育委員会は『学校運営協議会』というものを設置できることになりました。「地域の住民、保護者等が学校運営に参画し、人事についても発言できる」新しい制度です。
 小金井市で現在、各学校に設けられている「学校運営連絡会」は法的には「学校評議員」という制度で、校長の相談相手程度のなんの権限もない機関です。

 研究会の内容は
@都立大学の荒井文昭さんから法改正の経過と現状の報告
APTAから始め、秋津コミュニティという市民グループの活動によって、地域の小学校を実体的に地域運営型学校にしてきた習志野市の岸裕司さんの報告
B多摩自治体問題研究所の池上洋通さんからの、地方自治を考える上で地域運営型学校の実現は欠かせないというお話  でした。

 参加者の中には、先月視察に伺った埼玉県鶴ヶ島市の松崎教育長もいらして、鶴ヶ島では教育への市民参加機関として「教育審議会」を設置し教育大綱を策定中であり、「学校運営協議会は設置しない」との報告がありました。鶴ヶ島では時間を掛けて、既に子どもも地域も参加した独自の学校協議会が創られています。視察の際にも言われていましたが、教育の専門性がないがしろにされ、首長のトップダウンによる改革が横行していることを危惧されています。

 小金井の学校運営連絡会は、委員公募や会議の公開など市民参加を保障させてきましたが、単なる相談機関では、やはり「パッ」としません。地域の人たちが積極的に関わる学校、地域コミュニティの拠点としての学校を創っていくには、学校運営協議会という新しい制度も活用できるのではないかと思いました。

 秋津コミュニティや岸さんについては↓をご覧ください。
http://www.akitsu.info/aki_comm/comm.html
http://www.spacia.co.jp/Mati/tosyo/tiikikurasisengen.htm
 
 2004.10.9 台風22号注意報! ★メールニュースより

「地域から平和を」MLにアップされた星川淳さんの台風情報を転送します。 備えあれば憂いなし。間に合う方は対策を!

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2004/10/09 01:56
[TUP-ML][09909] 台風22号注意報!
を転送します

星川@屋久島より

ブログ号外です!
さいわい屋久島は影響ありませんが、進路上のみなさん、けっして馬鹿にしない でください。本当に強い台風の恐ろしさは経験しないとわかりません。東京生ま れで南の台風の威力を知らなかったぼくも、屋久島へ住み着いてから何度か間一 髪で命拾いしました(建物への被害は数えきれないくらい)。今後は日本本土が “南”化していくわけです。

innernetblog 心網付録
http://blog.melma.com/00067106/
2004年10月9日 01時19分
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台風コンサルタントより
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 と、軽口を叩いている場合ではありません。
 台風22号が東海・関東地方にまっすぐ向かっています。

 中心気圧920ヘクトパスカル、最大風速50m(瞬間的には100m近い風 が吹きます!)などという激烈な台風が、強い勢力のまま海からもろに直撃して くることは、その地方のみなさんにとってほとんど初体験のはずです。過去20 数年、台風銀座で暮らした経験者のアドバイスを聞いてください。雨については 各自の判断にまかせますが、とにかく居住環境に少しでも不安を感じたら、恥ず かしくても不便でもいいから、早めにもよりの丈夫な公共施設に避難すること。 いや、とりあえず自分の家より安全そうな知人・友人宅に避難するだけでもいい でしょう。

1.接近時は東風が吹きます。東の風が当たる家の造りと位置関係なら、東側の 窓にはかならず雨戸を立て、できれば内側から雨戸が動かない補強をします。も し雨戸がなければ、外側から板やコンパネを打ちつけます。それもできなければ (つまり、材料も時間も労力も間に合わない場合)、東側のガラス窓に内側から ガムテープをバッテン、バッテンと何重にも貼りつけるだけで、かなり違います。 強い風でやられるときは一瞬で破られますから、風が激しくなってきたら東側の 窓の近くにはいないこと。ガラスで重症・致命傷を負う可能性もあります。

2.台風が通過したら、こんどは接近時とほぼ同じ強さで西風が吹きますから、 油断してはいけません。西風の当たる家に住んでいる人は、1に準じた備えをし てください。

3.そして接近から通過までのピーク期間中、無闇に外へ出歩るくことは命取り になりかねません。とくに市街地は何が飛んでくるかわかりません。停電に備え てローソクと懐中電灯を手元に置き、断水に備えてバスタブに水を張り、1日ぐ らいは外出しなくてもいい食料を用意しておきます。停電すると炊飯器が使えま せんから、1回分ぐらい電気のあるうちに炊いておくと後悔しませんよ。

 くれぐれも気をつけて! 見やすい台風進路予想図は下記を。
http://www.imoc.co.jp/typ.htm
 
 2004.10.7 環境共生住宅のご案内 ★メールニュースより

散歩だより52号http://www.ne.jp/asahi/siminjiti/koganei/3.htm 特集「小金井の農業は、なくなってもいい?」の 「農家の屋敷林は、消える運命か?」という文章の中で提案した、 「共生住宅」の実践例情報を転送します。
小金井でも、ホントにドンドン農地がなくなっています。
参考にしたいですね。

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●素敵なエコビレッジ入居者募集のお知らせ

敷地の3分の2は緑。神社、雑木林、生産力地のある エコビレッジ見学会のお知らせを申し上げます。 雑木林の小高い丘の上に神社があり、それはそのまま保存するので、 神社(お守り)つきのマンションです。エントランスは、泉が湧き 自然のビオトープになります。かまどもトイレも使えます。生産緑 地や雑木林も使えます。建物はすべて自然の素材を使い、一切化学 系のものが入らない完全エコマンションです。

以下はアンビエックスさんからのメールです。


都内に雑木林と地区130年の古民家の中で、徹底した自然素材を 活用したエコ・コーポラティブマンションの入居者を募集いたします。 この付近でのお住まいをお考えの皆様、また、エコヴィレッジに興味 のある皆様、ぜひ下記の説明会にお越しください。

場所は東京都町田市能ヶ谷町
  最寄り駅 小田急線鶴川駅から徒歩15分の場所です。
そちらでコーポラティブ方式により、 20数戸の環境共生型 共同住宅の建設を目指します。

建設予定地のまわりにはたくさんの緑があり、 敷地内には築130〜140年の古民家が残っています。 その古民家はコミュニティースペースとして、 地主さんとともに入居した皆様の集いの場所にできればと思っています。
そして今回の説明会もこの場所にて行います。
http://homepage3.nifty.com/ambiex/ev-ingjirei-frame.htm
緑豊かな環境と、大切に保存されてきた敷地内 古民家の様子がごらん になれます。


○説明会
 10月 9日(土) 14:00〜
 10月10日(日) 14:00〜

○スケジュール(予定)
 13:30〜      :開場
 14:00〜14:10 :はじめに
 14:10〜15:10 :事業の理念
 15:10〜15:40 :現地および現地周辺案内
 15:40〜16:20 :事業の進め方
 16:20〜16:30 :地主挨拶
 16:30〜16:40 :その他関係者挨拶
 16:40〜17:00 :質疑応答
 17:00〜      :個別相談(予約制)

○定員
 各回共 定員40名 先着順を予定しております。
 16:30〜の個別相談は、資金のご相談、建材について等、何でも承ります。
 
○説明会 お申し込み方法
 こちらのメールにご返送いただくか、直接電話にてお申し込みください。
 (その際、個別相談のご予約のお申し込みもお願いいたします)
 先着順にて各回定員になったところで締め切らせていただきます。
 
○説明会開催地
 今回の計画地にある、古民家にて行います。
 以下の地図をご覧ください。ご覧になれない場合は、ご連絡ください。
 http://www.mapion.co.jp/c/here?S=all

 FAXさせていただきます。
 
よろしくお願いいたします。

潟Aンビエックス 杉村
〒152-0031 東京都目黒区中根1-10-18
Tel:03-5731-3624 Fax:03-3725-5652
e-mail:KYW01510@nifty.com
URL:http://homepage3.nifty.com/ambiex/
 
 2004.9.29 9月議会が終わりました ★メールニュースより  

■ 1 ■ 2004年度予算 共産党退席で可決 ■□■□■□■

昨日の9月議会最終日は、まず会派等代表者会議が開かれ、そこで与党系の議員から 「開発予算凍結の附帯決議を付けて予算に賛成してもらえないか」との発言があり、 そのまま長い長い休憩となりました。

驚いたことに共産党は早々にこの提案を受け入れ調整に入りました。前夜まで、一緒 に予測される暫定予算への修正案の協議をしていた私たち6会派にはなんの相談も挨 拶もなく、「すでに附帯決議にはサイン済、予算の採決では退席して可決させる」と 聞かされたときには、思わず「裏切りだ…」と口走ってしまいました。

結局、6会派では予定通り開発予算削減の修正案を再度本会議に提出しました。これ には共産党も賛成し、一旦可決しましたが、市長が拒否権を発動し3度目の否決。そ して再浮上した市長原案の採決で、共産党の3人が退席し、賛成多数で可決となりま した。

暫定予算によるさまざまな影響は承知の上で、それ以上に大きな悪影響の生じる現再 開発計画の見直しが必要だから、修正案を提案し原案に反対してきました。 今回予算否決となれば、大地主さんが撤退すると宣言されていることから、その計画 見直しが実現するのに、なぜ、共産党が「予算凍結」という先延ばしに応じたのか 理解できません。


■ 2 ■ 家庭ごみ有料化の審議状況 ■□■□■□■

22日の建設環境委員会で12月議会までの継続審査となりました。
一定量までは無料とする制度も検討してみようということのようです。


■ 3 ■ 渡辺議員の国民健康保険税滞納問題 ■□■□■□■

昨年、4年間123万円の滞納が明らかになり、本会議で「滞納の事実と延滞金を含 めて支払済みとの弁明」をした渡辺議員に関してさらに遡る滞納があると、与党系の 議員から詳細なデータをしてしての指摘がありました。
「税金滞納」はもちろん問題で渡辺議員には誠意ある対応を求めますが、新たに「個 人情報の漏洩−職員の守秘義務違反」という重大な疑惑−犯罪の可能性も発生しまし た。
「渡辺大三議員に国民健康保険税滞納問題に関し、政治倫理条例に基づき自ら弁明す ることを求める決議」が提案され、賛成多数で可決しましたが、私は犯罪行為を容認 するような提案姿勢を指摘して反対しました。HPに反対討論の全文を掲載しました のでご覧ください。
http://www.ne.jp/asahi/siminjiti/koganei/kando4.htm


■ 4 ■ フィールドワーク“ごみ施設” 参加者募集 ■□■□■□■

「ごみ施設」見学と、家庭ごみ有料化について考える会です。
部分参加、市外の方の参加も歓迎です。
ぜひ、ぜひ、ご参加ください!

10/5(火)

集合@10:50 武蔵小金井駅北口 西側階段下
           貫井北町 不燃ごみ中間処理場

集合A13:00 市役所第2庁舎前
          二枚橋 可燃ごみ焼却場
          中町 ペットボトル・・缶など
          緑中学校 給食生ごみ処理機(肥料化に向けた乾燥型)
     16:30頃 市役所前

17:00〜19:00 「ごみ有料化」市の出前講座と意見交換会
                市役所西庁舎2F会議室にて

午前はバスか自転車、午後はマイクロバス
参加費無料 雨天決行
主催:市民自治こがねいエコくらぶ
事前にお申込みを:留守電/fax 042-387-3787
 
 2004.9.19 9月議会の中間報告  ★メールニュースより

9月議会も半分以上の日程が終わりましたので、中間報告です。


■ 1 ■ 2004年度予算修正案提出、委員会では否決 ■□■□■□■

16日の予算特別委員会で、開発予算を削減する予算修正案を提案しました。
今回は新たに地下水湧水保全条例に基づく専門家会議設置の増額も追加。 提案議員は生活者ネットの藤村さん、湧く湧く環境クラブの若竹さん、 民主党の渡辺さんと私の4人。女性3人、30代3人。44才の私が最年長です。 共産党は市長選での民主党との“こじれ”が未解消のため、 今回も共同提案はできないとのことでした。
委員会では1票差の否決でしたが、本会議では可決の見通しです。 でも、また「市長による再議→原案否決→暫定予算」の可能性が高いので、 今回は暫定予算への政策的経費の大幅な増額修正案の提案を検討しています。

*この日は参院選の「みどりの会議」小林イチロウ候補の選挙に取り組んだ 20〜30代の若い人たちが見学に来ました。 傍聴席に増えていく若者に、「???」という気配の漂う委員会室でした。


■ 2 ■ 家庭ごみ有料化の審議状況 ■□■□■□■

14日の建設環境委員会に詳しい資料が出されました。 私も「委員外議員の発言」制度を利用して 主目的であるごみ減量の長期見通しなどの質疑をし、不十分さを指摘しました。 ゴミ袋の値段や減免世帯の範囲の見直しを求める委員もいました。
22日に今議会で結論を出すか、継続審査かの方向が決まります。


■ 3 ■ 武蔵野市ムーバスの東小金井乗り入れは? ■□■□■□■

商工会からは東小金井駅のお客が武蔵境駅に取られるから反対、 梶野町の市民からは交通不便地域への朗報だから賛成、と 反する2つの陳情が出ていますが、いずれも継続審査となりました。
運行ルートが未確定だからと、商工会への報告さえしなかった小金井市と 同じ段階で小金井市民も対象に説明会を開いていた武蔵野市…。 小金井市の情報公開、市民(商工会)への説明の遅れが混乱の原因です。


■ 4 ■ 審議会の傍聴制限?! ■□■□■□■

13日の厚生文教委員会で、高木議員が 子どもの権利条例策定委員のお一人の自宅に嫌がらせ行為があるからと、 傍聴の制限を求めるような質疑をしました。 まるで傍聴者や関係者に犯人がいるかのような発言内容でした。
そんな予断で会議の公開原則を崩してしまっては 市民参加条例の精神にも反します。 担当課長からは慎重な答弁がありましたが、要注意です。


■ 5 ■ 南口再開発から大地主さんが撤退?!! ■□■□■□■

17日の駅周辺整備調査特別委員会で 武蔵小金井駅南口再開発地域の大地主さんから この地主さんが再開発で取得するビルに出店予定のイトーヨーカ堂とは 平成19年3月出店の約束があり、そのためのリミットは、この9月。 従って今回予算が否決になれば再開発事業からは降りる という話しがあったことが報告されました。
そうなるとこの再開発事業は成立しません!!
改めて詳しい報告の場が設けられるようです。


■ 6 ■ フィールドワーク“ごみ施設” 参加者募集 ■□■□■□■

市内の「ごみ施設」の見学会と 家庭ごみ有料化について考える会を企画しました。 百聞は一見にしかず、です。 部分参加、市外の方の参加も歓迎です。 ぜひ、ご参加ください!

10/5(火)

集合@10:50 武蔵小金井駅北口 西側階段下
           貫井北町 不燃ごみ中間処理場

集合A13:00 市役所第2庁舎前
          二枚橋 可燃ごみ焼却場
          中町 ペットボトル・・缶など
          緑中学校 給食生ごみ処理機(肥料化に向けた乾燥型)
     16:30頃 市役所前

17:00〜19:00 「ごみ有料化」市の出前講座と意見交換会
                市役所西庁舎2F会議室にて

午前はバスか自転車、午後はマイクロバス
参加費無料 雨天決行
主催:市民自治こがねいエコくらぶ
事前にお申込みを:留守電/fax 042-387-3787


■ 7 ■ お願い ■□■□■□■

10/2(土)3(日)小金井公園なかよし市民まつりに リサイクルバザーで出店します。
物品のご提供、当日のお手伝い等ご協力お願いします。
 
 2004.9.17 【緊急】ジェンダーフリー不使用抗議賛同お願い ★メールニュースより

東京都教育委員会は石原知事の元で急激に右傾化しています。
8/26の教育委員会では 来年度からの中高一貫校での「新しい歴史教科書を作る会」教科書の採択と ジェンダーフリー不使用などの方針を出しました。

この間の都教委による性教育バッシングをきっかけに作られたネットワークで 抗議声明を出すにあたって、賛同人を募集しています。

とても詳しい抗議文ですので、ぜひお読みください。 ご賛同いただけるようでしたら、 最後に賛同のフォームと送り先があります。 ご協力お願いします。

なお、小金井市では小中学校で混合名簿100%実施しています。 今回の都教委「通知」に対し、市教委では 「小金井市の混合名簿には問題はない、従来通り」と答弁しています。


----以下、転送----------------------------------------------

みなさまへ ぜひこの緊急行動にご賛同ください

☆☆転送歓迎☆☆

■■ジェンダーフリー不使用抗議 賛同人を募集します■■

◇なぜ東京都教育委員会は「ジェンダー・フリー」という用語を使用しないとす るのか◇ 
  ――男女平等を進める混合名簿を後退させない―― 私たちは声を上げます

 私たちは、女性も男性もすべての人が性別にかかわりなくその個性を発揮し て生き生きと暮らせる社会を実現したいと願い、実践してきました。
 その実現には、長年積み上げられてきたジェンダー(社会的に形成された性 差)にとらわれず、差別や偏見をなくしていくための教育=ジェンダー・フリー 教育が重要な役割を果たしています。この中には男女混合名簿や、学校生活のさ まざまな場面で「男らしさ女らしさ」をおしつけない男女平等教育がありました。 これらは、憲法、教育基本法、男女共同参画社会基本法などによって位置づけら れた人権教育です。

 8月26日、東京都教育委員会は、「『ジェンダー・フリー』という用語の 使用に関する見解」(都見解)をまとめ、併せて「『ジェンダー・フリー』にか かわる配慮事項について」(通知)を都教育長指導部長名で各都立学校長に通知 し、
「男女平等教育を推進する上で、今後は、『ジェンダー・フリー』という用 語を使用しない」
「教科書における『ジェンダー・フリー』用語は都の見解を踏まえるように、適切 に指導するように」
「『男らしさ』や『女らしさ』をすべて否定するような誤った考え方としての 『ジェンダー・フリー』に基づく男女混合名簿を作成することがあってはならな い」としました。

 教育の場では、男女の教育の機会が均等になっても、社会の反映として、男女の 違いを強調し、男の子が主で、女の子は従である、という考え方を教え込むもの となっています。そのひとつが、男の子が先で、女の子が後の男女別名簿です。 男女混合名簿は、学校の中で互いに男・女にとらわれない個人として接し、その ことがすべての子どもの個性と能力を伸ばす上で有効な方策であると考え実施さ れてきました。男女混合名簿のとりくみによって、学校生活における男女の色分 けや、運動会・学芸会・委員会活動などにおける生徒の役割分担などが、男女の 区分け・優劣・特性を強調するものになっていることに気づき、変えていくきっ かけとなってきました。そしてジェンダー・フリー教育は、性の違いだけでなく、 人種・民族・障害の有無など「違い」を理由にその子どもたちの自由や生き方を 制限することは差別であるからなくしていこうと、すべての人の人権を視野に入 れた人権教育として進んできたのです。
 こうした男女混合名簿などの積み重ねは、男女共同参画基本法および男女共同参 画基本計画の「男女平等を推進する教育・学習」の内容と合致しています。また 東京都議会で制定された、東京都男女平等推進条例に基づく「男女平等参画のた めの東京都行動計画 チャンス&サポート東京プラン2002」(2006年まで)でも 都立学校、公立小中学校全校での男女混合名簿導入推進が項目に入っています。 こうした動きの中で区市町村でも市民の支持を得ながら、男女混合名簿は推進さ れてきました。出席簿の男女混合実施率は、東京都教育委員会の調べで、小学校 81.6%、 中学校42.9% 、全日制高校83.9%、 定時制高校95.8%、 盲・ろう・ 養護学校100%となってきています。

 ところが、「ジェンダー・フリー教育は、性差をすべて否定して中性化させるも のだ」「ジェンダー・フリー教育は、男女で更衣室や宿泊の部屋までいっしょに するものだ」「ジェンダー・フリーはランドセルを男女とも黒色にするものだ」 という誤解と歪曲が一部でいわれ始めました。
 しかし、東京都教育委員会はこうした誤解と歪曲を吟味・検討し混乱を正すので はなく、かえって意図的に言い立て、学校現場で混乱が生じているとして、「ジェ ンダー・フリーという用語の使用しない」という見解を発表しました。

 なぜ、東京都教育委員会はジェンダー・フリーという言葉を使用しないというよ うな強圧的な対応を行うのでしょうか。誤解を解いて混乱を静めるための努力を 教育委員会は行うべきです。
 また、教科書のことにことさらふれている点についても「ジェンダー・フリー」 という用語の使用を今後自粛させることにより、実質的な教科書の検閲が進めら れることを懸念します。
 さらに東京都教育委員会は男女混合名簿を推進していくことを明確にすべきです。

 私たちは、8月26日出された「男女平等教育に関する見解」と通知を撤回する ように求めます。
 また私たちはジェンダー(社会的に形成された性差)にとらわれず差別と偏見を なくし子どもたちひとりひとりの個性が生かされる教育を行うという意味で、ジェ ンダー・フリー教育を推進し、その理解を広げていくことを宣言します。
 さらに男女混合名簿をこれまで以上に推進していくために、各自治体、学校で のとりくみを推進・応援していきます。
                                2004年9月22 日

呼びかけ人(9月17日現在)
石坂啓(漫画家) 西野瑠美子(VAWW-NETジャパン共同代表) 青木悦(ジャーナ リス ト) 橋本ヒロ子(十文字学園女子大学)  船橋邦子(和光大学) 鶴田敦子 (子どもと教科書全国ネット21)
  
*********************************
                キリトリセン

賛同をお願いします(9月21日 夜8時までにFAXかeメールでお送りく ださい。文案に多少直しが入る可能性がありますがご承知おきください。都外の 方もご賛同ください)

賛同します

お名前 
            
所属など(あれば)
              
9月22日2時 都庁記者クラブ記者会見に  出席する   出席しない

宛先 fax03(3401)3453(ふぇみん)  Eメール femin@jca.apc.org


☆呼びかけ人は今後も増える予定です
 
 2004.8.31A 家庭ごみ有料化(案)はこんな感じです。         

●スケジュール      9月議会で可決した場合の流れです。
 11〜3月 市主催説明会  *出前説明会は随時対応 
 12〜2月 指定袋取扱店募集 
 4月〜   戸別収集開始
        市内を4地区に分け一月ごとに地区増、7月から全地区
 7月〜   指定袋販売
 8月1日から有料化
               *市報特集号6回発行/リーフレット全戸配布
 
●方法=有料指定ゴミ袋による回収
    特小 5リットル相当1枚 10円 (可燃のみ)
    小  10           20
    中  20           40
    大  40           80    (すべて10枚単位)
 ・多摩地域では高めの設定(日野市と同じ)
 ・市内100〜120店舗で販売(販売店手数料 買い取り式 8.4%)
 
●手数料収入の3分の1を「環境基金」に積み立てる
 概算で手数料収入が3億円、有料化による経費増(袋、戸別収集など)が2億円のため、3分の1程度の1億円を基金とする。使い方は未検討。
 
●手数料の減免
・天災、火災による廃棄物
・生活保護世帯、児童扶養手当受給世帯、特別児童扶養手当受給世帯
 遺族基礎年金受給 者の世帯、老齢福祉年金受給者の世帯
    可燃用110枚、不燃用50枚
    4人世帯まで:中袋、5人以上世帯:大袋
    老齢福祉年金受給者の世帯:小袋
・社会福祉、教育事業を行う事業所
・公共空間(道路、公園等)の清掃活動を行う場合
・紙おむつ使用者の保護者または介護者(紙おむつのみ)
・枝木(1回3束・袋以下、長さ40センチ以内、束の直径30センチ以内)
 草葉(1袋45リットルまで)
・その他、市長が特別の理由があると認めた者 3分の1減額、2分の1減額または免除
 
●ごみ減量効果
可燃ごみ、不燃ごみ総量の10%以上の減量をめざす。
 
 2004.8.31 9月議会 日程と主な議案 漢人の一般質問           

 9月議会があさってから始まります。日程と主な議案、私の一般質問の通告内容です。

<日程> 基本的に10:00〜です。

  9/ 2(木)3(金)本会議
    6(月)〜9(木)一般質問 *漢人は8(水)午後1:00〜 
   13(月) 厚生文教委員会
   14(火) 建設環境委員会
   15(水) 総務企画委員会
   16(木) 予算特別委員会
   17(金) 駅周辺整備調査特別委員会
   21(火) 行財政改革調査特別委員会
         議会運営委員会
   22(水) 本会議予備日
   27(月)28(火)本会議

<主な議案>

★最大の焦点は「2004年度一般会計予算」
 すでに半年の暫定予算という異常事態です。市長の柔軟な対応を求めます。
 提案内容は、基本的には「再開発」を含む3月提案予算と同じで、半年の暫定予算により、今年度は実施見送り決定の32事業の減額や新たに緊急地域雇用創出補助金による10事業の増額などとなっています。

★家庭ごみの有料化のための条例改定
 指定ごみ袋を購入する方式です。9月議会で可決すれば、市民説明会などを経て、来年4月から段階的な戸別収集を始め、8月からの有料化となります。
 有料化はごみ減量に一定の効果はありますが、合わせて行うべき施策が全く不十分です。

<一般質問>

今回の一般質問は20人の議員が通告しています。
漢人の通告内容は次の通りです。

1.母子家庭の8割が「生活苦しい」、所得は一般家庭の4割
@初の「母子家庭白書」をどう受け止めているか
A児童扶養手当の削減とセットの、2008年までの時限立法「母子家庭の母の就業の支援に関する特別措置法」に基づく就労支援、自立促進計画について

2.男女平等な市役所の実現に向けて
@人材育成基本方針、次世代育成支援対策推進法の特定事業主行動計画の策定状況
A人材育成基本方針の推進体制と今後のスケジュール

3.ごみゼロ、燃やさないごみ政策を
@ごみの焼却は限りある資源の浪費であり、有害物質の空中処分
A燃やしているごみの80%を占める有機資源について
 1)そのうち半分の「紙類繊維」の小金井の資源化率は高くはない
 2)「生ごみ」「木・草」の脱焼却ビジョンを
B危険な二枚橋焼却場は早急に閉鎖するべき
 1)震度5で倒壊・崩壊、耐震補強不可能の診断からすでに6年
 2)人命重視の立場から多摩地域での緊急広域支援体制が求められないか
C現状追認ではなく、ごみゼロを目標にした「ごみ処理基本計画」の策定を
 1)ごみゼロを基本として、まずは10年で半減など長期目標の設定
 2)ごみになる製品を作らせない、企業の拡大生産者責任強化への働きかけ
 3)多摩地域全体での連携により、焼却炉は新設せず、既存炉も段階的に縮小、閉鎖へ
 
 2004.8.18 「二枚橋焼却場は現在地で建て替え」でいいの? ★メールニュースより

    地球温暖化を加速させる「焼却」依存症からの大転換を!
     …世界の3分の2の焼却炉を抱える日本の責任は重大…


昨日、小金井市議会全員協議会(全協)が開催され、 8/24の二枚橋衛生組合臨時議会に向けての市長方針が示され 各会派の意見が述べられました。

二枚橋衛生組合は調布市、府中市、小金井市の可燃ごみ焼却の一部事務組合で、 この2月に建て替え計画が示され、各市が対応を持ち帰っています。 府中市、調布市はすでに6月中の全協で この更新計画には乗れない旨の市の方針を確認しています。

市長から示された「現在地で建て替えて小金井市の可燃ごみを全量処理」を 基本とする方針への各会派の意見は次の通りでした(欠席:湧く湧く環境クラブ)。
●了解、賛成など
    公明党、共産党、改革連合、改革21、民主党、市民ウェブ、
    生活者ネット、自民党
      *発言順、条件や意見を付した会派もあります。
▲賛否表明なし
    市民の党 (賛成とは取れない意見内容でしたが)
■一部了承できない
    市民自治こがねい(漢人)

二枚橋は「外交問題」だからと表での議論が避けられ続けています。
このままでは「ごみ問題」の根本的な解決からは遠ざかっていくばかりです。

以下、稲葉市長の4つの見解と、私の述べた意見です。

【市長方針】
------------------------------------------------------------------
二枚橋衛生組合施設更新問題への対応について
  (平成16年8月17日・小金井市議会全員協議会)

1 小金井市としてはこれまで一貫して、現在地で建て替えて全量処理することが基 本である旨申し上げてきた。この基本的立場は現在も変わっていない。

2 府中市、調布市と同様小金井市においても、経済性、効率性を考慮して分散処理 は回避したいと考える。

3 処理能力 200t/日規模のごみ焼却施設を現在地で建て替えることを内容とする 「二枚橋衛生組合施設更新の概要」は、3市とも分散処理が基本となるため、実現が 困難であるということが、3市の共通の認識となっている。

4 小金井市としては、今後とり得る方策についてさらに検討を進めるとともに、東 京都とも協議の上3市で調整を重ね、11月の二枚橋衛生組合議会定例会を目途に一 定の方向性を示したい。
------------------------------------------------------------------

【漢人の述べた意見】
------------------------------------------------------------------
1、2については了承できません。
 有限な資源を廃棄し、地球温暖化を加速させている焼却炉が日本には1700基近 くもあり、これは世界の3分の2に相当するといわれています。経済性、効率性も重 要ですが、最も重視すべきなのは環境・未来に対する責任であるという視点から、2 点申し上げます。
@ 20年後程度を目標に小金井市の脱焼却に向けたごみ減量計画を緊急に立てるこ とを求めます。
A 多摩地域全体での脱焼却計画の策定に向けても、小金井市のリーダーシップを求 めます。多摩地域全体での焼却能力は全体としては余裕があります。今後、二枚橋を 含め、建て替え時期を迎える施設については生ごみ処理施設など、脱焼却・資源循環 型施設に転換し、意欲的な先進モデルを示しながら、焼却炉の全廃をめざすことは十 分可能です。

3については、現状として了解します。

4については、11月の二枚橋議会を目途に出す方向性としては、震度5で倒壊、ま たは崩壊すると診断されている焼却炉の稼働を早急に止めることを求めます。その上 で、計画策定段階からの開かれた市民・住民参加を求めます。
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ただいま作成中の「散歩だより53号」では、「ごみと二枚橋焼却場の行方」を特集、 9月中頃の発行予定です。

*この全協に向けてご相談に乗っていただいたみなさま、ありがとうございました。

 
 2004.8.14 ジェンダーフリー廃止?男女混合名簿禁止?? ★メールニュースより

 ついにここまで…という感じです。
今朝の産経新聞によると東京都教育委員会が ジェンダーフリー廃止、男女混合名簿禁止の方針を出したそうです。
トップ記事です。
http://www.sankei.co.jp/news/morning/13iti001.htm

高校や養護学校などの都立学校での「強制」も許せませんが、 区市町村の教育現場にも「日の丸・君が代」のように 押しつけてくるつもりでしょうか。
都教委への抗議と合わせて 各自治体への独自性の堅持の確認も必要です。

小金井市には「ジェンダーフリー」を明記した男女平等基本条例があり、 混合名簿も中学校も含め100%実施しています。

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以下、その後届いた続報です。
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↓都教育庁 問い合わせ・抗議はこちらへ
**************************************
東京都教育庁 指導部 
 指導企画課  人権教育担当班 
  (担当:伊藤主任指導主事)
mailto:S9000020@section.metro.tokyo.jp
03-5320-6836
03-5320-6837
**************************************
 このことについて、教員組合関係者・市議などが都教委へ確認をしています。
 私も都教委へ電話しました。
 共通している答えは
「決定した事実はない」が、「ジェンダーフリー」という言葉の使用のことや「男女 混合名簿」について検討中である。
というところです。
 この記事は教育委員会の関係者が、2学期から「ジェンダーフリー」、 「男女混合名簿」を禁止する方向が内部で決定したことを、産経新聞にリークしたの でしょう。
 今度の教育委員会定例会は、8/26(木)です。
 「つくる会」教科書の採択をねらっていることは確実ですが、 「ジェンダーフリー」全廃についての方針も決定しようとねらっているのではという 見方もあります。  
 
 
 2004.8.11 自治体を変える入札改革/男女共同参画社会の実現

 7日の土曜日は「虹と緑」関東ブロックの政策研究会で松戸市民会館に行って来ました。
 テーマは二つでした。

@男女共同参画社会の実現へ向けて  講師は多くの自治体の条例や計画作りに関わっている松田敏子さん(千葉県立衛生短期大学講師 家族社会学・女性学)
 男女共同参画へのねじ曲げた批判が横行している現状に対して、着実な住民参画による実態作りを進めていく必要性が確認されました。

A自治体を変える入札改革  講師は岩波新書「入札改革」の著者で小金井でもお馴染みの武藤博巳さん(法政大学報学部教授)
 社会的価値基準を入札の評価に入れる総合評価型入札が法令改正によって可能になりました。この入札改革によって自治体が社会的価値の実現への役割を果たし、一方で、新たな公共サービスを育てることで、自治体のあり方自体を変えていくことにもなるというものです。
 神奈川県の環境基準によるグリーン入札については私も一般質問で取り上げ、前向きな答弁を得ています。
 障害者やひとり親の雇用率などの「福祉」基準、制度の充実度や役員割合などの「男女平等」基準、労働の安全性や適正賃金などの「公正労働」基準などが考えられ、すでに導入している自治体もあります。
 私は総合入札は政策実現的な側面から考えていましたが、講師の武藤さんは「談合社会を変える」という視点から始まっていて、社会的価値基準では談合しにくい、仮に行われても社会的価値の向上となり市民にはプラスだ、というお話はおもしろかったです。
 小金井市でも総合評価型入札の研究はしているようです。早く導入させてたいですね。
 
 
 2004.7.27 予算修正可決!ところが再び暫定予算に ★メールニュースより

=== も く じ ===
 1.2004年度予算修正可決!ところが再び市長の拒否で暫定予算に
 2.「靖国神社」に行ってみませんか?


■ 1 ■ 2004年度予算修正可決!
         ところが再び市長の拒否で暫定予算に ■□■□■□■

昨日、第5回臨時議会が開催されました。
稲葉市長は再開発の民意を問う市長選で再選されたのだから、と 武蔵小金井駅南口再開発事業費を入れた予算を提案してきました。

●修正案は可決

今回は6会派で開発予算を削除して、 新たな協議機関を設けるなどの修正案を提案しました。
6会派は民主党、市民の党、生活者ネット、湧く湧く環境クラブ、市民ウェブと 私の市民自治こがねいです。 今回は共産党は提案者には入りませんでした。 市長選での民主党とのしこりが残っているようです。

修正案は12対11の賛成多数で可決しましたが、市長は即座に再議宣告。 「再議」になると議決をやり直し、3分の2の賛成がなければ可決しません。 賛成は議長を含む13人で否決となり、 続けて採決の市長原案も否決になりました。

●また9月末まで暫定予算

続いて市長から、すでに用意してあった 3度目の暫定予算の補正(2か月延長)予算案が提出されました。
今回はこれまで投資的経費だから入れないとしてきたもののうち
 ・緊急地域雇用創出事業の10事業費
 ・土地開発公社の年賦
 ・用途地域変更に伴う都市計画図作成費
 ・乳ガン検診へのマンモグラフィー導入費
 ・小中学校全校への壁掛け扇風機の購入費
が入っていました。

さらに早急に予算化すべきものとして
 ・精神障害者ホームヘルプ事業(養成研修費も求めましたがダメでした)
 ・抽選券付き地域商品券発行事業費補助金
の復活を6会派から求め、市長も訂正に応じました。

市民参加推進会議や、男女平等苦情処理委員、DVシェルター補助金などなど 早期に予算化すべきものはたくさんあるのですが…

●どうしたらいいの?

先日、千葉県我孫子市の福嶋市長のお話を伺いました。
3期目、47才の若手、改革派市長の代表的な方です。 お話の概要はHPでも紹介していますが、 http://www.ne.jp/asahi/siminjiti/koganei/kando2-4-2.htm#040725 特に印象的だったのは、「与党を作らない」ことでした。 全国に先駆けた自治体改革やそれらを含む予算を 「根回し」も一切なく議会に提案し、すべて表で議論。 議会からまとまった訂正要求が出たり、否決されたり… 否決されればまた出し直す… 提案した議案が議会を無傷で通るとは思っていない、とのことでした。 議会と首長の関係がはっきりしています。

特に予算については、首長にしか「提案権」がなく、 議会には「制限付きの修正権」があります。 行政の基本となる予算はこの範囲で成立させて 市長は修正された部分について「補正予算」を提案すればいいのです。 「再議」とか「辞職-選挙」などと不穏当なことはしないで。

市長や市長派議員が当初予算にこだわる理由は、 時間が経つに連れてだんだんメンツだけになってきているのではないでしょうか。


■ 2 ■ 「靖国神社」に行ってみませんか? ■□■□■□■

小泉首相や石原知事の参拝に対して、 違憲性を問う訴訟も起こされている靖国神社ですが、 実は私は行ったことがありません。
1人で行く気にはなれないし…ということで 市民自治こがねいでフィールドワークを企画しました。 ぜひ、ご参加ください。

●8/22(日)

 13:00 武蔵小金井駅南口 集合
 14:00 九段下・大鳥居前でガイドさんと合流
         遊就館(日本初の軍事博物館)、
         千鳥が淵戦没者墓苑等もまわります。
 17:00 現地解散(時間のある人は軽く交流会はいかが?)

ガイドをしてくださるのは 高橋寿臣さん(靖国問題研究会)です。

*ご参加いただける方は、できれば事前にお知らせください。
 ZWS00446@nifty.ne.jp(カンド)


あわせて、賛同のお願いを転送します。
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8・5石原都知事靖国参拝中止を求める集い案内と「声明」への賛同お願い


【以下転送大歓迎です】

▼8・5石原都知事に靖国神社参拝中止を求める集いに参加・賛同を

 以下の要項で、8月5日(木)午後から東京都庁・議会棟第1会議室で、石原都知 事に靖国靖国神社参拝中止を求める市民の集いを開催します。参加を呼びかけると共 に、石原都知事に提出する「参拝中止を求める声明」への賛同(団体に限っていま す)を募ります(賛同金1口=千円)。「声明」は呼びかけ団体と賛同団体の連名で 提出。
 「声明」に賛同できる団体は、8月3日(火)までにFAX(042・574・9 210 西川重則宛)、またはメール(sk-peace@mbm.nifty.com 平和遺族会事務局 員・佐々木宛)にて、団体名・電話・FAX・担当者名、当日参加の有無をお知らせ 下さい。なお、賛同金は当日会場にご持参下さい。
 
▼石原都知事に靖国神社参拝の中止を求める市民の集い

 石原慎太郎東京都知事は、2000年8月15日に国内外の反対の声を押し切って靖国神 社参拝を強行して以来、毎年、都知事として参拝を繰り返してきました。都知事とし ての靖国神社参拝は、「国およびその機関」(自治体を含む)の宗教的活動を禁じた 憲法20条の政教分離規定に明らかに違反するものです。しかも靖国神社は、日本のア ジア侵略戦争に国民を動員する精神的支柱の役割を果たしたばかりか、今なお、侵略 戦争で「天皇や国のために」死んだ日本人兵士や皇軍の指導者らを「英霊」(祭神) として祀(まつ)り、そのように死ぬことを誉め称(たた)えている「戦争神社」で す。このような神社に、人口1200万人を抱える日本の首都、国際都市・東京を代表 する都知事が8月15日に参拝することは、先の戦争と戦死を美化し、かつ日本の侵略 で被害を受けた人々を深く傷つけるものであり、アジアの平和と共生に逆行する暴挙 にほかなりません。
 小泉首相や石原都知事の靖国神社参拝に対して、その違憲性を問う訴訟も東京各地 で起こされています。今年の4月7日に、福岡地裁は小泉首相の靖国神社参拝を違憲 と断じました(確定判決)。これは、自治体の長である石原都知事の参拝も違憲とさ れたに等しいものです。
 「憲法に違反し、アジアの平和と共生に逆行する靖国神社参拝を中止せよ」の声を 石原都知事に届けるために、8・5市民の集いへの参加をお願いします。
  

◎日時=8月5日(木)午後1時開場、1時半開始(約1時間を予定。各参加団体からのアピール他)
◎場所=東京都庁・議会棟南側6階第1会議室(JR新宿駅西口下車5分京王プラザ ホテル隣り・都営大江戸線都庁前駅下車すぐ)
 
◎集い終了後、石原都知事へ参拝中止の共同申し入れ(午後3時15分〜約30分。同会議室にて)
 
◎共同記者会見(午後4時〜)

◎呼びかけ=平和遺族会全国連絡会、日本キリスト教協議会(NCC)靖国神社問題委員会、政教分離の侵害を監視する全国会議、靖国参拝違憲訴訟の会・東京

◎連絡先=電話・FAX042・574・9210(平和遺族会・西川)
       電話・FAX03・3803・4671(NCC・須賀)


▼石原都知事に靖国神社参拝の中止を求める声明

 石原慎太郎東京都知事は就任以来、8月15日に靖国神社参拝をくり返してきまし た。
 私たちは、以下の理由により、石原慎太郎東京都知事が、来たる8月15日に靖国神社 参拝をくり返し行うことのないよう求めます。

1、都知事が靖国神社に参拝をくり返す理由のひとつは、戦没者遺族による強い要請 に基づくものであるとされていますが、すべての戦没者遺族が都知事に対し、靖国神 社参拝を要請しているわけではありません。それどころか少なくない戦没者遺族が都 知事の参拝に抗議し、違憲訴訟を起こすに至っています。
 戦没者遺族は、戦争によって肉親を奪われ、希望を奪われた人々であることは誰も 否定できません。だからこそ、すべての戦没者遺族が、日本のアジアへの侵略・加害 の精神的支柱であった靖国神社に、戦争で亡くなった肉親が合祀され、「英霊」とし て「慰霊」と顕彰の対象とされることを望んでいるわけではありません。
 東京都知事に対して、何よりもその事実を知っていただきたいと願っています。公 務に携わる立場にある「全体の奉仕者」(日本国憲法第15条第2項)が心すべきこと であり、改めて注意を喚起します。

2、靖国神社は、現行憲法下にあって特定の宗教団体であり、宗教法人として東京都 の認証を受け、神社神道としての宗教活動を行い、現在に至っています。
 東京都知事であり、特定の宗教団体、宗教法人の認証に責任を持つ都知事が、靖国 神社参拝を行うことは日本国憲法第20条(信教の自由・政教分離)に抵触することは 自明と言わねばなりません。
 しかも、毎年くり返し靖国神社参拝を行うことは、靖国神社に「特権」を与え続け ることになり、同様に靖国神社は自治体を含む「国及びその機関」から「特権」を受 け続けることを意味し、憲法および宗教法人法の精神に反します。

3、石原都知事は現在、小泉首相と同じように、靖国神社参拝違憲訴訟(東京地裁) の被告として、その責任が問われています。
 今年の4月7日、福岡地裁において、明確な違憲判断がなされたことは周知の事実 となっています。しかも、福岡地裁判決はすでに確定しています。それは、小泉首相 同様、石原都知事にとっても靖国神社参拝が明確な違憲行為であることを確定したこ とを意味しています。
 ここで改めて憲法第99条(憲法尊重擁護義務)に留意すべきことを強調し、同条項 の遵守を強く喚起します。

4、言うまでもなく、東京都は1200万人を超える巨大都市であり、多くの外国人 と共に生活を営んでいます。外国人の中には、旧植民地である韓国・朝鮮、台湾の出 身者とその家族、中国を始め日本によって侵略されたアジアの被害者やその家族がい ます。そして、旧植民地出身者の遺族や遺児の中には、靖国神社に勝手に祀(まつ) られている肉親の合祀取り下げや都知事を被告とする靖国神社参拝違憲訴訟を起こし ている人々もいます。
 したがって都知事が侵略と軍国主義の精神的支柱だった靖国神社への参拝をくり返 すことは、そうした方々の心を深く傷つけ、和解と共生に逆行します。
 都知事として求められているのは、そうした”負”の遺産の早期解決のために力を 尽くし、アジアの方々との和解と共生に道を開くことです。

 最後に、東京都知事として、靖国神社との過度のかかわりを深める行為をくり返す ことのないよう、参拝の中止を改めてここに強く求めます。
        2004年8月5日        東京都知事 石原慎太郎殿

 <よびかけ団体>
平和遺族会全国連絡会、日本キリスト教議会(NCC)靖国神社問題委員会、政教分離 の侵害を監視する全国会議、靖国参拝違憲訴訟の会・東京

 <賛同団体>(連名) 

 
 
 2004.7.25 「市民自治がメインテーマ」 〜我孫子市長の福島さん  

 市民自治をめざす三多摩議員ネットワーク(私も会員です)主催で、千葉県我孫子市長の福嶋浩幸さんの講演会を開きました。
 27才でアルバイトをしていた我孫子市で市議になり、その3期目に市民派市長を誕生させる市民グループの事務局長をしていた市長選挙で候補者が決まらずやむを得ず立候補、僅差で当選してからすでに今、市長3期目の半ばで47才という経歴です。

   全国的にもトップを走る様々な「改革」は、「市民自治」をめざすという明確な目標の元で積み上げられているものでした。福島市長の市民自治の基本は行政と市民の「コラボ(協働)」と「直接参加」とのこと。
 ・公募と第3者機関による審査、公開ヒアリングによる補助金の全面見直し
 ・NPOとの協働のための7つの原則
 ・合併しない「8つの提案」 など
それぞれ我孫子市のHP上で見ることができます。
 例えば、「8つの提案」に沿って、この3月には常設型の「市民投票条例」を可決・成立させていますし、保育園の待機児ゼロなどの一番子育てがしやすいまちをめざす施策や、シニア世代の地域での活躍の場のためのコミュニティビジネスの活性化などなど、うなずきっぱなしのお話でした。

 さらに福島市長の特長の一つは、議会に与党を作らない、出した議案が議会を無傷で通るとは思っていない、という姿勢です。議会で否決されれば、練り直してまた出すの繰り返しの中で(だからこそ?)、これだけ先進的、着実な改革を進めています。

 福島さんの経歴にはオマケがあって、なんと、小金井市議会の現議長・森戸洋子さんと中学・高校の同級生だったのだそうです。
 
*森戸さんから「小学校と中学校の同級生だよ」とご指摘いただきました。ありがとうございます。先月末には郷里・米子市で片山知事主催の鳥取自立塾という企画があり、お二人とも参加されたそうです。 (2004.8.10)
 
 2004.7.23 ゼロ・ウェイスト セミナー2004in 大阪  

 昨日は、グリンピース・ジャパン主催のセミナー「これからの自治体ごみ行政プランニング」に行ってきました。
 日本では、まだ昨年9月の徳島県上勝町でしか取り組まれていない「ゼロ・ウェイスト宣言」ですが、ヨーロッパ、オーストラリア、ニュージーランドなどでは国として、あるいは多くの自治体で取り組まれ、着実な成果を上げています。
 日本的に言うと、「ゴミの発生抑制を含む“ごみゼロ”=脱焼却・脱埋立」で、国や企業の取り組みも含みます。
 グリンピース・ジャパンの佐藤潤一さんと、ヨーロッパで活躍するコンサルタントのドミニク・ホッグさんのお話でした。
 やっぱり、まずは「ゴミ」の未来はどうあるべきかのビジョンを持つことですね。その目的に向かって、どう目標を立てて取り組むかです。

 9月上旬発行予定の次号「散歩だより」はゴミ特集です。小金井ゴミ半減プランを提案したいと準備中です。

 
 2004.7.22 議会改革+自治基本条例+教育行政+地方財政  

 先週の13-14日は、市民自治をめざす三多摩議員ネットワークの研修合宿でした。4枠の研修と各議会報告と交流会。多摩センター駅近くの「サンピア多摩」という話題の厚生年金施設が会場でした。

その@ 議会改革
 国分寺市議会の「陳情・請願審査方法」について、私がレポートしました。国分寺市議会では一昨年の春から議会改革の一環として陳情・請願の審査は市長部局への質疑という形は取らず、事前に要請した資料を基に議員だけで議論をして結論を出すという方法を採っています。国分寺の議会事務局長のお話では、当初は戸惑っていた議員もかなり馴れてきたし、特に昨年の改選で新人議員が入ったことでより自然になったとのことでした。議会の自律性と権限を高めるためには必要な改革です。

そのA 多摩市自治基本条例について
講師:多摩市の福田企画課長、片山係長
 多摩市では、小金井市の市民参加条例よりも早くから策定に向けた市民の会が始まっていましたが、市長交代などもあり、この3月議会でやっと議会可決にたどり着きました。この市民参加による策定経過や市役所職員の85%が参加した市民条例案の研修会などの様子をうかがいました。きていただいた担当職員はお二人とも女性でした。

そのB 教育行政について
 講師:安藤聡彦さん(埼玉大助教授 前国立市教育委員)
   上原市長初当選の時から昨年までの4年間、「注目」の国立市の教育委員をつとめた安藤さんのお話はオフレコの裏話しから、法改正に伴う来春からの「学校運営協議会」の設置など、教育行政の最新状況に関するお話でした。
 さっそく、議員ネット有志で、埼玉県鶴ヶ岡市の教育改革プランなどの視察に行くことになりました。

そのC 地方財政の行方
 講師:星野 泉さん(明治大教授)
 日本の財政の特殊さについての国際比較から始まって、各自治体で高額所得者の税率をちょっと上げる自主課税のすすめまで、これまた盛りだくさんのお話でした。

おまけ 非戦のまち・国立の会の発足シンポジウム
 14日の夜の国立での企画に参加しました。イラクで拘束された安田純平さんと、評論家の佐高信さん、上原ひろ子市長のお話に、会場から溢れる100人以上の参加者が集まりました。国立にジュネーブ条約の無防備都市宣言を含む平和条例を作ろうという会の発足です。
 小金井でも9月に勉強会をすることになりましたので、詳細が決まりましたらお知らせします。

 これからの自治体は、どんな「まち」にしたいのかという将来ビジョンを持たないとダメだなぁ〜と改めて痛感した2日間でした。  
 
 2004.7.17 選挙が終わりました。 ★メールニュースより
 
=== も く じ ===
 1.小金井市長選の結果を受けて
 2.臨時議会は7/27(火)です。
 3.参議院選挙「みどりの会議」残念でした。
 4.お出かけください
 
■ 1 ■ 小金井市長選の結果を受けて ■□■□■□■

メールニュース前号の「柴崎さんか白票か迷っています」に対しては お叱りや疑問、一方で共感など、いくつかのご意見をいただきました。

結局、柴崎さんからの資料提供はありませんでしたが、 個人的には現状維持よりも可能性に賭けて柴崎さんに投票しました。

結果は  稲葉孝彦さん 29,659票
      柴崎健一さん 22,343票
      白票等(無効)  2,111票

さらに参院選の投票者数との差が1,500人弱でしたから 3600人もの方から「投票しない」という意思表示があったことになります。
市長選そのものへの抗議でもあったのではないでしょうか。

稲葉さんの主張は「今こそ小金井100年の街づくり」でしたが、 100年後の小金井を思って超高層ビル街をつくろうなんて、誰か本気で考えている人がいるのでしょうか?

「再開発の民意を問う」選挙だと勝手に位置づけて 議員に尊重しろといわれても、それはできません。
稲葉さんがするべきことは、辞職前と同じで 正しい情報を提供した上での充分な市民説明会や 少なくとも議会の安定多数に支持される計画への見直しです。

そして私は「財政破綻と環境破壊の再開発の見直し」を訴えてきましたし、 今回の参院選でも「経済成長に頼らない環境先進国」をめざす 「みどりの会議」の応援を通して、さらに思いを強くしています。


■ 2 ■ 臨時議会は7/27(火)です。 ■□■□■□■

新市長の元での臨時議会が行われます。
議案は3つ。議員の元に届くのは23(金)の予定です。
@市長選挙費用の専決処分の承認(事後承認です)
A監査委員の選任同意…3人のうちのお一人が退任されましたので
B2004年度予算…3月、5月末に続く3度目の提案
 基本的には3月提案と同じ内容で、実施時期等のズレに伴う減額などがあるようです。
 再開発事業関連では、12億円の負担金は今年はもう間に合わないから計上せず、他の部分はまだ調整中とのことです。*この「他の部分」をどう見て判断するかが問題になります。


■ 3 ■ 「みどりの会議」残念でした。 ■□■□■□■

初めて取り組んだ「政党」応援の選挙でしたが、 「みどりの会議」は議席を得ることはできませんでした。
全国での得票率は1.62%、小金井では倍以上の3.7%でした。 残念ではありますが、マスコミのミニ政党差別報道の中、 無名の「みどりの会議」への投票が 100万票近くもあったことはスゴイことでもあります。

中村敦夫さんはこれで引退されるようですが、 今回の選挙で繋がった全国各地のみなさんとの “環境・平和・人権”の「みどり」の政治のネットワークは 大事にしたいと思っています。

小林イチロウさんはじめ3人の30代候補者と、 彼らと一緒にがんばった若い人たちも元気です。
10年後に「あの選挙をやってよかった!」と、きっと言えます。


■ 4 ■ お出かけください ■□■□■□■

●7/19(月・祝)14:00〜 小金井市民会館・萌え木ホール
 「焼却炉解体を考える」
 講師:八木修さん(大阪府能勢町議)、他  
 主催:ゴミ問題探検隊
 *二枚橋焼却場の解体も間近、ダイオキシンをどうすればいいの?!! 

●7/25(日)14:00〜 コール田無/西武新宿線田無駅5分 0424-69-5006
 「これからの地方自治と市長の役割」
 講師:福島浩彦さん(千葉県我孫子市長)
  *補助金公募制を初め注目の改革を進める「与党」を持たない市長です。
 主催:市民自治をめざす三多摩議員ネットワーク 

●7/31(土)10:00〜 市役所801会議室
 子どもの権利条例策定委員会公開研修会
 講師:八木秀次(高崎経済大学)
 *権利条例に反対の保守派の学者です。
  一部の委員の希望で呼ぶことになってしまったようです。
 保育あります。
 
 ★ 2004年6月までのレポート